やっと出合えた!!極上キス36匹 懐かしい引きにこぼれる笑み

[ 2020年6月27日 07:20 ]

ダブルが多く36匹釣った勝山さん 
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 【ココが一番!】東京湾の中ノ瀬でシロギスと遊んできた。腹がぽってり膨らんだメタボが多く、それゆえ引きも鋭い。ダブルの時など思わず笑みがこぼれてしまうほど。この時季のお薦め品だ。横浜・金沢八景の鴨下丸で狙った。(スポニチAPC・山本 有道)

 中ノ瀬の水深は15メートルほど。オモリが底に着き、誘った途端ブルブルッ。待ってました!といわんばかりのいい当たり。合わせると力強い引きが手に伝わってきた。新型コロナで釣りも控え、3カ月近く悶々(もんもん)としていたが、この感触に釣りっていいなあ、の思いしきり。これが23センチ。第1投だけに気分爽快だ。

 入れ食いとはいかなかったが、その後も順調。小さくても17センチ。大半が20センチオーバーで最大は24センチ。良型ほど引きはダイナミック。それもそのはず、胴回りは11センチもあり元気そのものなのだ。2匹掛けも3回ほどあったが昭島市の勝山正雄さん(61=会社員)はそれ以上。「マアジ、イシモチ、タチウオ…真冬以外は釣りをしていますが、キスも好きですね。食べておいしく、テクニカルなところも魅力」と数を増やしていく。

 この日、仕掛けは片天2本バリが多かったが、ただ1人胴突、それも1本バリだったのが稲城市の石塚慎二さん(53=会社員)だ。「新型コロナでおとなしくしていましたが、やっと出掛けられるように…。胴突は投げて誘っていると、仕掛けが沖に戻されるようないい当たりが出るんです。これがたまらない」と久しぶりのキス釣行。一匹一匹を大切にし、釣りができる喜びをかみしめているようだった。

 横浜市の白砂義己さん(66=自営業)も長らく“ステイホーム”だった。最初はブランクで感覚がつかめなかったのか「今日はいまひとつだね」とちょっぴり不満?そうだったが、ダブルを重ねて35匹。竿頭・勝山さんの36匹に1匹足りなかったものの好釣果。1本バリの石塚さんは26匹。私は23匹。良型が多く、いい引きを味わいたいなら今だ。

 ○…誰にでも釣れるが、奥が深いのもキス釣り。底上20~30センチがタナだけにオモリを引きずるのはダメ。半円を描くように誘うのがセオリー。当たりがあれば10~20センチと短くシャープに合わせること。そこで乗らなくてもすぐ底に落とせば周りにいるキスが飛びついてくることも――と鴨下芳徳船長。また餌の青イソメはできれば縫い刺し。タラシは2センチ。

 ○…石塚さんは料理好き。特に「なめろう」が得意だ。三枚におろして皮を取り、細切りした身にマヨネーズ、酢、キュウリとまぜる。骨は唐揚げ。パリパリと香ばしい味が何ともいえないらしい。私は良型を刺し身にしたが、ひと晩寝かせた方が甘味が出て、家族一同「おいしい!」の連発だった。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、八景・鴨下丸=(電)045(781)8410。ショート・シロギス船は午前7時半出船。沖上がり午後1時。料金7500円。女性・中学生以下4000円。「親子ペア割引」を実施中で、キス船はペア9000円、アジ船は1万円。夏休み終了まで。

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