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ひとアジ工夫で 暑さ乗り切る 上々20匹!!ヒラメは断念も五目満喫♪

[ 2020年6月12日 09:48 ]

なめろうの材料には十分なほどマアジが釣れました
Photo By スポニチ

 【釣魚居酒屋 あかり亭】釣行した日は梅雨入り前の真夏のような暑い日。平塚・庄三郎丸ではライトタックルのウイリー五目釣りでマアジをはじめいろいろな魚種が楽しめる。食卓を飾るおかずにも事欠かない。

 庄三郎丸が狙っているのは平塚沖の水深30~70メートル。仕掛けは60号のプラビシに、上はウイリー付き、下はカラバリにオキアミを付けた2本バリ。タナは底から4~8メートル。しっかりコマセをまきながら、1メートルごと丁寧にタナを探っていくと早速いい当たり。ゆっくり巻き上げてくると、本日のメイン、アジをゲット。

 その後も当たりは順調に続き、アジがコンスタントに釣れる。中にはスズメダイやサクラダイ、ネンブツダイなど可愛いゲストもお目見え。当たりが小さい時には巻き上げをゆっくりすると魚にダメージが少なく、上手にリリースできるので、もし細かい魚だと思ったら、丁寧に上げて。

 途中、細かい当たりがなくなったと思ったら、サバの群れが入ってきた様子。落としている最中や誘っている間にも容赦なく仕掛けをひったくっていくので、サバが多いようなら優しく、あまり誘いを入れずに静かに待っていると確実にアジが掛かってくる。

 それを意識するとかなりの釣り分けができて、ワタシはあまり無駄にサバを釣ることなく、ゆっくりとしたペースでアジを確実に釣ることに成功した。20匹ほど釣れたところで、後ろの釣り座のおじさまが、アジの泳がせでヒラメを狙っている様子。するとすぐさま2キロを超える良型が2匹も上がっている。それを見たワタシ、早速ヒラメ狙いにシフト。置き竿で泳がすのではなく、持ち竿で集中して狙う。が、釣れたアジがみんな大きすぎるため不安が募る。それがまさに的中したのか、当たりはあるし、アジにかみ跡は付くのに、食い込みまで行かない。どうやらヒラメが小さいのか口に入らない様子。毎流し当たりはあるから、確実にヒラメはいると信じて、デカアジを丸のみできるデカヒラメが食ってくることを願って最後まで粘ってみるが、残念ながらワタシにはヒラメは上がってこない。せっかく釣れたアジもヒラメの餌で5匹も消費してしまいました。

 この日の船中釣果はアジ10~49匹、ヒラメ2匹と上々。これから水深も浅くなり、タックル設定も軽くなってきて、ますます釣りやすくなるから、夏のレジャーとしての釣りにもオススメです。

 ◆ふくだあかり 1981年(昭56)生まれ、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、平塚・庄三郎丸=(電)0463(21)1012。出船は午前6時半。乗合料金1万円。

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