尺マアジからの~9・5ヒラメ

[ 2020年6月8日 06:57 ]

渡辺さんが上げた“モンスター”は9・5キロ
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【新潟の釣り】「大きな餌には大きな魚が食い付く!」。30センチ超の尺マアジを泳がせてモンスターヒラメを狙え。ナイト便で新潟県間瀬沖に繰り出した。 (スポニチAPC・菅野 順也)

 「水深は30メートルです、上から20メートルのタナでお願いします。コマセカゴの窓は上だけ3分の1開けてください」と、小林聡船長のアナウンス。午後4時半、間瀬港から出船した光海丸は餌となるマアジ釣りから開始した。

 すぐに群れが集まって入れ食い状態となり、平均サイズ30センチがダブル、トリプルで掛かってきた。餌にするにはもったいないような立派なマアジがあっという間に30匹ほど生かしたまま確保できた。

 「これだけで釣果は十分?」そんな満足感も漂う中、小林船長は夜釣りのポイントへ船を向けた。「水深は20メートル、底から3メートル上のタナで釣ってください。1度目の当たりはそのまま見送って、2度目の大きな引き込みを確認してからゆっくり巻き上げてください。決して合わせを入れないでくださいよ」と船長より本番開始のアナウンスだ。

 先ほど釣り上げたばかりのイキが良いマアジの口先に親バリ、腹付近に孫バリを装着して投入。港から程近い浅場だが、仕掛けと餌のスタイルは南国遠征の一発大物ハンターの装いだ。

 餌が泳ぎ回るだけで竿先が大きく暴れる。青物やスズキも登場するが人気の的はヒラメだ。10分後に1本の竿が大きく曲がって75センチのヒラメが浮上。口の中には餌のマアジが丸のみにされていて、なんとも豪快だ。

 続けて私の竿にも当たりが来た。2度目の「ゴツン!」がかなり強烈に来て、竿を構えるとさらに引き込んで魚信は途絶えた。なんと10号のハリスが切られてしまったのだ。気を取り直して餌を付け替えると再度当たりが来て、78センチがヒットした。

 釣りが唯一の趣味という、新潟市・高野淳志さん(57=公務員)は「この釣りはタナの高さ設定がキーポイントだと思います。後は食いが立てば魚の方から来る感じですね」と5キロクラス3匹、大判をそろえた。

 間髪入れずに、1本の竿が海面に突き刺さった。自宅から港まで5分という、新潟市・渡辺哲夫さん(72)は「家から近くの海でこんな釣りができるのは恵まれていますね。自己ベスト更新です。今まで味わったことのない強い引きでしたよ」と91センチ、9・5キロの特大の手応えに大喜び。

 当日の竿頭となった私の釣果はヒラメが4匹。自ら調達した餌で大物に挑んだ達成感は格別だった。

▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、間瀬・光海丸=(電)080(2291)5477。午後4時集合。乗合料金1万円。夜ヒラメ船はほかに直江津・えびすや釣具店、上越市・いとう釣具店、名立・龍宮丸からも出船中。

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