今再び Go!!50センチ級 まだまだ今年の乗っ込みは続く

[ 2020年6月1日 08:09 ]

山下さんが釣り上げた45センチ     
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 【ヘラブナ大作戦】神奈川県相模湖は新型コロナウイルスの感染拡大で釣り人も少なく、乗っ込みによる大釣りの機会は2度、3度と見逃された。だが遡上(そじょう)を始めた尺半級(45センチ)は大暴れで50センチ級の回遊を先導するかのように爆釣中。ダラダラ乗っ込みの様相もあってチャンスは長く続きそうだ。(スポニチAPC・上田 観水)

 コロナに関係なくヘラブナの乗っ込みに変わりはないだろうと訪れた。

 「気温が変動して水温は定まらないが、どこで釣れてもおかしくない」

 天狗岩釣案内所・山口一さんの話に、上野原へ案内を頼むと、弁天ワンドでは流木にハタキが…。

 対岸で竿を出していた関根金八さん(79)は「前日、上野原の島前を狙ったが釣れたのは小ベラ(35~38センチ)だった」。

 2日目の今日は竹藪(やぶ)下に魚影を感じて、カケ上がりを13尺竿、上バリ30センチ、15号、餌「マッハ、特S(8対2配合)」。下バリ45センチ、15号、餌「α21」で攻めている。

 バランス仕掛けの底釣り狙いで餌打ち約3時間、小さな当たりで43センチを釣り上げると37~44・3センチが続きツ抜け(10匹)。

 「今年も狙うぞゴーマル、50センチを…」と2018年に釣り上げた夢をもう一度だ。

 上野原・名倉沢では、ヘチ寄りを18尺竿で上バリ40センチ、餌「尺上、グルバラ(5対5配合)」、下バリ50センチ、 餌「LL」で両ベタの底釣り。「モジリは激しいが空振りが多い」と横森雅之さん(49)は、5年前に釣り上げた尺半の相模ベラに魅せられて「今日も…」と、37~39センチを3匹釣り上げ、「型は見たが、次回こそは」と再釣行を誓った。

 2013年に島田沢で50・5センチを釣り上げた山下和夫さん(64)は「乗っ込み期はここ」と巨べら会・渡辺勝寿前会長の教えを忠実に守って天狗岩前に入釣。11尺竿、1メートルのカケ上がりの底をマッシュ餌をペトコンに仕上げ(柔らかく粘りを出したもの)上28センチ、下33センチと短いハリスのベタ底釣りを始めて約1時間。午前7時50分に自作のウキが“チクッ″と小さな当たりを合わせ、オダへ逃げ込む尺半(45センチ)を「得たり」と左右にかわして取り込んだ。

 コロナで春先は釣り人の餌にありつけなかった相模の巨ベラは、活発に動き回り乗っ込みのタイミングを待機中だ。

◆浅瀬の産卵床は底釣り

 [攻略法]乗っ込み期はモジリを目当てに魚道を探し、産卵床が浅場の場合は底釣り。水深が1メートル以上のオダ場ではスレ取りを避け、産卵床から若干ポイントを離して宙釣りもお勧め。
 乗っ込みの合間は深場を回遊することが多いので、「コウテン」(5月14日マルキユーから新発売)などの合成餌で外道(狙い物以外の魚)を含めて寄せ重視で、寄りが始まればヘラのタナを探る。

 コツは底から上層へが一般的だが、エレベーター(タナの上下)方式も見逃せない。
 さまざまな釣技を駆使して本命のヘラブナを手にするのが野釣りのだいご味。相模湖の女神はゴーマル級を誘い込んでくれるはずだ。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、相模湖・天狗岩釣案内所=(電)042(687)2006。貸しボート3500円(テント船4200円)。引き舟料は500円。「天狗岩巨べら会」の会員募集中。特典は情報提供、引き舟、魚拓料などサービス。トーナメント、月例会に参加できる。

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