特大タチウオ 「運命」の快竿

[ 2020年5月27日 07:25 ]

ドラゴン級のタチウオを釣って、釣りに目覚めました
Photo By スポニチ

 【私と釣り】釣りガールの安藤麻貴。人気レースクイーンが何で釣りに魅せられていったのか?“サーキットの華”が「私と釣り」を語ります。

 釣りとの出合いは幼少期。出身が青森県八戸市という港町で、魚が身近な環境で育ちました。

 小学生の頃、周りの男子たちの遊びはミニ四駆かエギング、針金ハンガーでのホタテ釣りがブームだったのを覚えています。

 私の両親も釣りをする人で、餌のエラコを自分で取ってきて、岩場でアブラメ、ドンコ、カジカなどを釣っていました。釣った魚と持ってきたお肉で家族でバーベキューをするのが週末の恒例行事でした。

 中学生になると勉強や部活で忙しくなってきて、ぱったり行かなくなってしまいました。

 レースクイーンとして働き始めた頃、グラビアの現場で「釣りの仕事をしてみないか」と声を掛けていただきました。釣りとの思わぬ再会です。

 釣り番組のオーディションは実践式で、船でのアジ釣りでした。釣り方を教わるとすぐに入れ食いの爆釣で、いま思うとあの頃から釣り運はある方だったのかもしれません。

 シマノの「DokiDoki釣りゴコロ!」という、釣り初心者の女の子がいろいろな釣りに挑戦する番組だったのですが、毎回ターゲットが変わるし、最初の頃は釣れるのがただ楽しいという感じでした。

 半年くらいはコツをつかみきれないまま何となく釣っていましたが、夏のあるとき運命的な出合いが。タチウオ船のロケで大物を釣り上げたのです!

 この日、私は初めての絶不調で、周りが釣れていることにとても焦っていました。ワンピッチジャークの動きができない。竿を動かしながらリールを巻くというのがどうしてもうまくできず、苦戦しながら何時間たっても釣れないまま。

 「最後のポイントに移動しまーす!」と船長の声がして、急いで仕掛けを上げていると、今まで感じたことのない物凄い引きが。ドラゴン級のタチウオでした。

 あんなに何時間もアクションに苦戦してたのに、ただ巻きしていただけで釣れるの?という予想外の展開にポカンとしましたが、このとき釣りの魅力に初めて気付いた気がしました。

 苦戦して自分で釣ったタチウオのおいしさ、引きの強さ、ワクワクや緊張感が忘れられず、ロケのあと初めて自分で調べて船宿に電話予約しました。

 初めての一人釣りは、タックルをレンタルし、ジグや仕掛けは番組で教わったものをそのまま購入。糸の結び方を家で何度も練習し、誘い方のイメージトレーニングをして緊張しながら乗船。女の子1人でいきなり船釣りに行くなんて今思うと凄い勇気というか、自分の中にこんな行動力があったんだなと驚きです。ロケで釣った魚をすぐにまた自分で釣りに行くというルーティンができ、慣れてきた頃からは友達を連れていくようになりました。普段はレースクイーンやモデルとして華やかな世界にいますが、釣りをしている時は魚のことだけを考えて忙しい日常を忘れられます。

 ◆安藤 麻貴(あんどう・まき)1989年(平元)青森県生まれ。レースクイーンアイドルユニット「ドリフトエンジェルス」の元メンバー。「SHIMANO TVDokiDoki釣りゴコロ!」出演をきっかけにさまざまな釣りに挑戦中。

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