春ギス快釣!!33匹~京都府宮津市・天橋立~

[ 2020年5月13日 05:30 ]

24センチと23センチの良型ダブルに思わず笑みがこぼれる
Photo By 提供写真

 暖かい日が続くと水温も上昇し、京都府の宮津湾から定評ある春ギスの便りが聞かれるようになってきた。好釣り場が多い天橋立で活発なアタリが連発。盛期を思わせる釣れっぷりで、パールピンクに輝くキスが、良型24センチを筆頭に33匹もヒット。サーフから手軽に狙える好期に向けて最高のスタートとなった。(スポニチAPC・松尾幸浩)

 壮大な海の景色が楽しめる観光地の天橋立は、宮津湾と阿蘇海を南北に隔てる全長3・6キロの湾口砂州。松島(宮城県)、安芸の宮島(広島県)と並ぶ「日本三景」の一つなのは言うまでもないこと。一方で、ここの沖合は大型船が航行するほどの水深があり、キスの越冬場所としても知られ、年中釣れると言っても過言ではない好釣り場でもある。

 現地到着は午前6時ごろ。サオ1本にクーラーだけの軽装で大天橋を渡り、まずは定番の海水浴場に入る。早速、タックルをセットし、キスバリ8号にイシゴカイを刺してキャスト開始。超スローでサビク作戦だ。

 天気は良いが、この日の早朝は4度まで冷え込んで寒い。しかも無風で波一つない鏡のような水面が広がっており、条件は最悪。案の定、足元まで探ったが全く反応がない。

 昔から「キスは八十八夜(今年は5月1日)から」と言われるようにシーズン本番はこれから。また、「足で釣れ」とも言われるように、歩いて広範囲にポイントを探るのが数釣るコツだ。

 そこで、どんどん北へ向かって歩いて探ると、状況が好転したのは8時前。5つめの石積みまで来ると、急に風が吹いて、すぐに海面がざわつき始めた。これでいい雰囲気になったと、隠れ家となるアマモの藻場を探ることにしたら、これが大正解だった。

 糸フケを取ってからストップ&ゴーを繰り返して誘うとブルン、ブルルンと待望の初アタリ。ワクワクしながらリーリングすると、オモリの後ろにキスが海面を滑るように上がってきた。美しい。サイズは18センチだった。連発で次は20センチ。気温が低く、時期が早過ぎるかも…という不安は一気に吹き飛んだ。

 日が高くなると気温も上がり、アタリもますます活発になって、盛期を思わせる釣れっぷりに。クーラーの中も賑やかになってきた。そして、9時ごろには目の覚めるような大アタリが出た。

 クンクンとサオ先を押さえる良型特有の心地よい締め込みを味わいながら抜き上げる。パールピンクの魚体が2つ躍った。大きい。測ると24センチと23センチもあり、テンション急上昇。ここはやっぱりキスのパラダイスだ。

 その後はアタリが止まれば移動して探り、小型だがトリプルもあってウハウハ状態に。結局、昼過ぎで33匹。帰宅後の刺身、天ぷらには十分な数が確保できたのでここで納竿した。今後は水温も急上昇して、さらに良型が数釣れるようになる。

 この釣り場は、売店や休憩所にトイレも完備されファミリーフィッシングにも最適。キスは食味も良く、基本的には投げて巻くだけの簡単な操作で釣れるので、ビギナー入門にも最適だ。



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