お宝ザクザク アカムツ続々

[ 2020年5月10日 06:57 ]

良型を連発した高井徹さん
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 【釣り新鮮便】高級食材の中でも“超”がつくことで知られるアカムツが、茨城県の波崎沖で順調に釣れ続いている。希少価値も高く「赤いダイヤ」とも呼ばれ、多くの釣り人や食通の人の憧れの魚。GW中は営業自粛していた波崎・はまなす丸は7日から出船を再開した。(後藤 賢治)

 4月中旬、釣行した日は午前4時に集合し、4時半に出船。航程1時間半で犬吠沖に到着した。

 波が高い上に、ウネリもあるあいにくのコンディション。堀田正巳船長の合図で仕掛けを投入する。140~150メートルダチ。オモリを着底させ糸フケをとると、先ほどまでの不安が一気に晴れた。

 クン、クン、クン。小気味よい当たりが左隣にいた久喜市の北山正之さん(54)の竿に出て、上がってきたのは40センチ弱の立派なアカムツ。すると一気に、同乗者の竿にも当たりが出て、船中に喜びの声がこだました。

 仕掛けは胴突2本バリ、幹糸8号、ハリス5号、オモリ200号。餌はホタルイカは胴から引き抜いた内臓と足分、サバの切り身、サケの皮、ヒラメの腹皮(白)などを抱き合わせる。

 アカムツ初挑戦の筆者に乗船前、丁寧に釣り方を教えてくれたいわき市の平山知三さん(70)は、コンスタントに釣り上げ規定匹数の10匹を確保。日課のように釣りをするそうで「いわき市は東日本大震災で被害が出た。魚を釣って自ら料理して、友人たちに喜んでもらってます」と話す。アカムツのオススメは「皮付きの身をバーナーであぶった刺し身が一番」と教えてくれた。

 牛久市の堤隆雄さん(69)はタモですくい損ない、海面に浮かんだ魚をカモメに横取りされるハプニングも。「魚返せ~」の大声に船内は大爆笑。それでも、しっかり10匹達成していた。

 竿頭となったのは白岡市の高井徹さん(60)でわずか2時間でゴール!「こんなに良型がたくさん釣れたのは初めて。餌はあまり大きくしない方が、掛かりが良かった」と笑顔満開だった。

 この日は7人で船中60匹、半数が35センチ以上の大型ぞろいだった。筆者も42センチ、1・3キロを筆頭に大型ばかり6匹をゲット。アカムツにどっぷりハマってしまった。

 入間市「のと寿司」の大将・加藤茂さんに、あぶりの刺し身と握りをお願いした。

 三枚におろし皮をバーナーであぶり、表面に脂がにじんできたらOK。やり過ぎるとうま味が半減してしまうので、注意が必要だ。
 口に入れた瞬間の鼻に抜けた香り、上品なうま味、サラッとした脂残りの良さはさすが超高級魚。味見をした友人たちも、一発でアカムツのうまさに心を奪われ「釣ってみたい」のオンパレード。アカムツは今がチャンス!

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、波崎・はまなす丸=(電)0479(44)4627。集合時間は午前4時、乗合料金は餌、氷付き1万3000円。

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