追い食い狙え!!良型イサキ連発 最初の「キュン」→ゆっくり巻き上げ30センチ超

[ 2020年5月1日 07:59 ]

良型イサキの一荷。引き味は最高だ
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 【真説フィッシング】あと少しで旬を迎えるイサキ。これからが最も釣りやすく、数、型共に期待のできる季節に入る。6日まで臨時休業中の伊東・加納丸のイサキ釣りを紹介したい。営業再開後の釣りの参考にどうぞ。(芝真也)

 リアス海岸が続く東伊豆エリア。急深な地形から、ポイントは岸から近く、風光明媚(めいび)な伊豆の海岸線を眺めながら釣りを楽しめる。

 加納丸が主に狙っている川奈沖~伊東沖のイサキは30センチオーバーの良型が多く、40センチ超えのジャンボサイズがヒットすることもあり「型の良いイサキを狙ってポイントを攻めています。伊東沖のイサキは、脂が凄く乗っていて、食べておいしいですよ」と話してくれたのは、加納隆船長。

 この美味なイサキを狙うタックルは、コマセマダイ用を使う人が多い。マダイの反応があればマダイを狙うこともあるからで、2・5~3メートルのマダイ竿が主流。他に、操作性の良いコマセシャクリ竿、ゲームロッドで楽しむのももちろんOKだ。リールは、小~中型電動が一般的。道糸はPE4号前後200メートル。また、狙う水深は深くても40メートルほどなので、手巻きリールでも対応できる。仕掛けは、ハリス3号×6メートル、2~3本バリと長めを使う。付け餌、コマセ共に沖アミ。ビシは、ステン缶のMサイズ、プラカゴはLサイズの80号。

 付け餌のオキアミは、身のしっかりした物を1匹付け。イサキの口は、あまり大きくないので、中サイズのオキアミを選ぶと良い。コマセは、ビシに半分~8分目。「入れ過ぎると、コマセの出が悪くなります。ふんわりと詰めてください」と船長。タナは、海面からの指示。投入の合図が出たら、タナ下5メートルまでビシを沈めて、そこから2メートルごとにコマセを振り出し、タナに合わせる。この時、リールのカウンターでは狂っていることがある。道糸のマークで確認することが大切だ。タナへ来たら、置き竿もしくは手持ちで当たりを待つ。活性が良ければ、タナを取ってすぐに「キュンッ!」。小気味良い当たりが訪れるはず。最初のシグナルが来たら、ゆっくりと巻き上げていき、追い食いを狙っていこう。「ギュンギュン」と引きが激しくなったら、追い食いしてきた証拠。長く待ち過ぎると、最初の魚が外れてしまうことがあるので、5メートルほど巻き上げたら、追い食いしなくても回収して魚を取り込もう。

 イサキは、潮通しの良い根の上に群れでいる。そこには餌取りもいる。餌取りが多いような状況では、手返し良く釣ることが大切。待ち時間は、長くて1分。この時、コマセをドバッとまいてしまうと餌取りをさらに呼ぶことになる。ビシに入れる量は、一つまみ程度と少なくして、パラッとまくだけで大丈夫。手数を増やしてヒットにつなげよう。また、餌取りよりも上にイサキが居ることもあるので、タナの上3メートルくらいまで探ってみると良い。

 初夏に旬を迎えるイサキは、これから産卵の季節に入ってくる。抱卵イサキにオスは白子たっぷり。この時季ならではの味覚が楽しめる。

 ○…刺し身、塩焼き、煮付け…おいしく食べられるイサキ。筆者の好みは、糸作りにした身に、味噌と胡麻油を少々加えて混ぜた「イサキのなめろうふう」。釣りたてのイサキは、臭みがないので薬味を入れなくても大丈夫。イサキ本来の風味が感じられる。良かったらお試しあれ。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、伊東・加納丸=(電)0557(37)0681。午前・午後船の1日2便。出船時間は要確認。料金は午前、午後共に1万2000円(コマセ、氷付き)。女性、子供は1000円引き。6日まで臨時休業。

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