念願かなった 47センチ春クロ一番

[ 2020年4月17日 07:19 ]

47センチの大型クロダイを釣り上げた小田代さん
Photo By スポニチ

 【純平の磯リポート】山形県酒田市・酒田港でクロダイを狙った。水温も冷たく不安定な天気だったが大物クロダイが竿を曲げた。(スポニチAPC・小林 純平)

 例年より遅めの酒田釣行となったが、地元の釣り仲間の小田代友彦さん(64=飲食店経営)から、そろそろクロダイが良さそうとのお誘いであった。

 選んだ釣り場は、火力発電所近くの通称「温排」と呼ばれている場所。愛車を横付けして竿が出せるありがたいポイントだ。

 先着の小田代さんは、たまにフグが邪魔するだけで、まだ本命の当たりはないという。期待していた発電所からの温排水も流れていないようで、しばらくは忍耐の釣りになりそうである。

 水深は3~4メートルと浅いが、思っていたよりも濁りが薄く、魚の気配が感じられない。

 ベタ底狙いで2時間ほど経過しても、小さな当たりは出るもののハリ掛かりはしない。練り餌のマルキユー「食い渋りイエロー」や「チヌパワーくわせダンゴ」を使った釣法などで繰り返すも付け餌は残ってくる。

 昼近くになっても変化はなく、半ば諦めかけた頃に、風向きが変わり、海上が波立ってきた。向かい風で寒さも加わり厳しい釣りになってきた。

 しばらくして、小田代さんが「絶好の濁りが入ってきたよ」と、気持ちを奮い立たせてくれた。そして間もな
く小田代さんのロッドが曲がった。

 とうとう酒田港の春クロ1番がヒットした。軟竿を極限まで曲げる相手は大物のクロダイと確信したが、なかなか手ごわいやつで、水面に姿を現さない。ここは慎重にリーリングを繰り返す小田代さん。ようやく浮かんだ本命のクロダイ、デカい!

 タモに入った今季第1号の春クロダイは、なんと47センチのビッグサイズ。3月から追い求めてきたクロダイをようやくゲットすることができた小田代さんは大喜びであった。

 周辺では、この日の釣果はこのクロダイだけだったが、やはり酒田港には大物クロダイが潜んでいる。本番
はこれから、楽しみな釣り場である。

 ▼酒田市 山形県北西、庄内北部の都市。人口は約10万人。港湾都市として栄え、江戸時代は西廻(まわ)り航路の拠点として繁栄。「西の堺、東の酒田」と呼ばれた。酒田港は現在でも山形県唯一の「重要港湾」。本文中の火力発電所は酒田共同火力発電所。魚介系スープと中細ちぢれ麺が特徴の「酒田ラーメン」や酒田米菓の「オランダせんべい」が有名。

 ▼使用餌 チヌパワー日本海、チヌパワースペシャルMP、チヌパワー、オキアミ1キロ

 ▼釣況 酒田市・フィッシュオン=(電)0234(26)2228。

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