感謝の恵み 中禅寺湖ブラウン

[ 2020年4月11日 07:22 ]

民宿おかじんの桟橋からフライで2匹のブラウンを釣った筆者
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 【釣遊録】1日は栃木県日光の中禅寺湖の解禁日でした。民宿おかじんに3人で前泊し、解禁日は桟橋の使用を許可してもらいました。

 中禅寺湖では個人所有地、桟橋などへの勝手な侵入が後を絶たないそうです。昨年はフランス大使館の敷地内に立ち入り、警察沙汰になった例もあるそうです。皆さん気をつけましょうね。

 宿泊時には他のお客さんと食事時間をずらしてもらったり、部屋は1部屋ずつにしてもらったりと配慮していただきました。新型コロナウイルスの影響でキャンセルが相次いでいるそうですが、そうした配慮をしていただくとうれしいですね。

 さて翌朝は午前5時解禁。まだ薄暗いのですが、右隣にいた岡部康夫さんが開始2投目でヒット。いいサイズのブラウンでした。そしてやや明るくなり始めたかなという頃、今度は左にいた中村竜也さんにヒット。これは大きなレイクトラウトでした。

 この時点で、私にはヒットがありません。解禁日といえど、事前に大量の成魚放流があるわけではないので、最初からバンバン釣れるということがないのです。その代わりに釣れれば野生の美しい魚たちばかりです。

 フライを根掛かりでなくしたのをきっかけに、そろそろルアーに変えようかと思っていたら、岡部さんが最初にブラウンを釣ったものと同じフライを「試してみて」とくれました。グレーオリーブのマラブーフライでした。ティペットも新しいものに換えて心を入れ替え、20メートルほど投げました。

 10秒ほど沈めて小刻みに引いてくると「ガツン」と強い当たりが来ました。15メートルほど沖合です。

 やっと掛かった!ロッドを立てるとその魚はジャンプしました。手前に寄ってきてからも銀色に見えたので、ニジマスかと思っていましたが、それは銀化した回遊型のブラウントラウトでした。40センチぐらいの中禅寺湖としては小型サイズでしたが、今年最初の魚です。うれしくないわけがありません。フライをくれた岡部さんに感謝し、その魚をリリース。

 20日にはボート釣りが解禁します。そうなるとさらに沖合も攻めることができますから、また楽しみです。(東京海洋大学客員教授)

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