水温上昇で琵琶湖のバス活発化~大津・ランカーハウス~

[ 2020年4月8日 05:30 ]

松浦昭彦さんが釣り上げた45センチのブラックバス
Photo By 提供写真

 滋賀・琵琶湖にバスの季節が今年もやってくる。新型コロナウイルス感染拡大の影響でレジャー施設の休園や休館が相次いでいるが、ここは週末のレンタルボート予約が早くからいっぱいになっている。本格的な活況はまだとは言え、ランカークラスも上がり始めていると聞いて爽やかな春風の中、現地へ出向いた。(スポニチAPC・八十川景一)

 遊び場所が限られているためなのか、琵琶湖におけるバス釣りは盛況だ。土日ともなると乗り込むレンタルボートはすべて出払い、湖上はにぎわっている。日の出とともに、大津市際川の「ランカーハウス」を出発。今回は久々に娘と出掛けた。

 2歳頃から連れて来ていたので、大学生になった今でも釣りをはじめアウトドア全般が好きな活発な娘に育った。今回は久しぶりの親子2人釣行だ。

 ひとたび湖へ出れば鬱屈(うっくつ)感も吹き飛んでしまう。微風で釣りやすい中、まずはノーシンカーで探索。水温がまだ低く、ディープが良いのかシャローが良いのか定まらないので、広く探ることにする。反応がない中、次第に数が出てきた。沖にポイントを移し4メートルラインをダウンショットで狙う。こうなればじっくりと攻めてひたすら待つしかない。

 陸に上がって他の釣り師にも様子をうかがうと、ほとんどの方がジグヘッドでのヒット。来れば40~50センチとの事だ。大阪府伊丹市の松浦昭彦さんは、ジグヘッドで45センチのグッドサイズをゲットし「ラッキーでした」と意気揚々。休憩を挟んで再度、気合を入れて臨む。

 とは言え、なかなか反応がない。必然と昔の娘との釣行話になる。寒かった時、暑かった時、大物が釣れた時、釣れなかった時…結構、克明に覚えているモノだ。今回もいつか「あの時は…」となるのかもしれない。

 そんな物思いにふけっていた時、娘のロッドに魚信が走った。デカイ。「落ち着け!落ち着け!」と落ち着かない心持ちで声を掛ける。手慣れたもので、ボートの際まで寄せてきた。さて、ネットを救おうとした瞬間。バシャッ!

 思い出となるはずのバスは跡形もなく消え去った。「あー!」この瞬間がまた胸に刻まれた。きっといつまでも覚えているであろう。釣りは五感全部で遊ぶから忘れないのだろう。この記事が掲載される頃はもう水温も上がってバスも活発になっているはずだ。

 問い合わせはランカーハウス=滋賀県大津市際川3の30の1、電話077(524)5125。ボートレンタルは電話090(3357)5125。


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