沖メバル“パレード” 佐渡でシーズンイン早々多点掛け

[ 2020年4月7日 07:20 ]

五十嵐さんは沖メバルの4点掛け
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 【新潟の釣り】多点掛けとおいしさで釣り人を引き付ける沖メバル。ズラリと連なって浮かんでくる様子を見たら、ベテランも感無量。今年の新潟県佐渡沖は「さぁどぅだ?」と日本海に繰り出した。(スポニチAPC・菅野 順也) 

 新潟県西部の日本海に浮かぶ佐渡島。周囲262キロ、手付かずの海岸線が残る自然豊かな離島で、周辺は古くから好漁場として知られている。

 その対岸に位置する寺泊港から出船した作十丸は航程1時間半で、佐渡島付近、水深90メートルの海域に到着した。海底にはなだらかな根が点在していて、沖メバルなどの根魚が居着く好ポイントだ。

 五十嵐利男船長のホイッスルが鳴り響いて、仕掛けが一斉に投入された。1、2投目は潮読みとなったが、3投げ目から竿が揺れ動いた。

 数種類の餌を試していた、会津若松市・五十嵐唯雄さん(65)は「沖メバルとマダイ釣りが好きでこの船に通っています。サバの切り身やイカ冊も用意してきました。でも、ホタルイカが一番万能の餌ですね」と、沖メバル4匹とマゾイを連ねた。

 五十嵐船長によれば「今年は例年以上に魚影が濃いのが特徴ですね。潮が程よく流れるナギの日が数日間続く、水温の変化が少ない。2つの条件が重なると数多く釣れます。仕掛けのハリスは細すぎても太すぎてもダメです、2・5~3号、長さは25~30センチがベストです」とのこと。

 続いて私の竿にも大きな魚信が伝わった。思わず「来た来た」と声が出るほど軽快に弾んでいる。追い食いを狙って少し待つと、いったん静かになった穂先が再び動くのを何度も繰り返した。そして竿は胴まで深く曲がって止まった。電動リールで巻き上げを開始すると穂先が海面に突き刺さり期待が高まる。 上がってきたのは38センチの特大を含めて7匹だった。

 ポイントは広範囲に点在していて、五十嵐船長は次々と回り、釣り人は息を合わせて投入を繰り返した。

 冬場はワカサギ釣りに没頭していたという、新潟市・堀田幸雄さん(68)は「いよいよ待ちに待ったシーズンがやってきました。これからは船の釣りを存分に楽しみますよ」と良型の沖メバルとホッケを一荷でキャッチ。

 「この釣りは3回目」という十日町市・須藤芳典さん(58=会社員)は「初めて釣って食べたときのうまさでハマりました。大きいのは刺し身、あとは煮付けと塩焼きが最高ですね」とこよいの献立を吟味していた。

 当日の釣果はトップで38匹。近況の中では数の伸びない状況ではあったが、型はそろった。シーズンは始まったばかり。今年もロングランで楽しめそうだ。

 ▼当日の使用仕掛け かまかつ「沖メバル・テリ仕掛け」13号(ハリス2・5号28センチ カラバリ仕様)

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、寺泊・作十丸=(電)0258(75)2688。出船は午前4時半。乗合料金1万2000円。

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