根掛かり?いや、まさか!!2・6キロマハタ 雨に強風も参加者全員がヒット

[ 2020年3月25日 07:08 ]

2.6キロの良型マハタを仕留めた坂本さん
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 【名人への道 決め手はコレ!】桜の開花に合わせ、海の中がざわめきだした。対象もいろいろだが、イチ推しはマハタ。外房・勝浦沖では今、生きイワシ餌の泳がせ釣りが人気だ。1キロ前後が主体だが、時折3~4キロ級が顔を見せる。さて、この高級魚どう狙おう?(スポニチAPC 林 悠二)

 ◎勝浦松部港・信照丸

 マハタの釣果が安定している。それも例年より幾分良い感じ。つい先日は女性が8匹の快挙、竿頭が4匹、5匹といった日も。

 見逃せないこの好機に、JGFA沖釣り同好会のメンバー9人もチャレンジした。深場でも手巻きリールで狙うIGFAルールでの釣り。前回は低調だったので、そのリベンジも兼ねての例会だ。

 ポイントは勝浦沖一帯で水深は40~60メートル。

 航程30分。「水深60メートル、底から3メートル切って」――吉野勉船長からの投入合図だ。

 朝から北東の風が強く、雨も降りだし寒い。仲間は左舷に並んで第1投。

 「来た、これは重い」。1流し目で早々にヒット。何度かのやり取りの末、1・5キロ級が玉網に。船中1号を上げたのはJGFA事務局の若林努さん(69)で、「前回のリベンジができてうれしい」と、良型を掲げて満足げ。するとこの直後、今度は他の4人の竿がほぼ同時に弧を描いた。玉網に収まるのは、どれも1キロ(40センチ)級の腹太マハタ。右舷側の7人も数匹上がった様子でにぎわっている。

 風が収まらず船は何度も移動を重ね、浅めの40メートルダチも攻めた。餌を取られて残念がる人、度重なる根掛かりに苦戦する姿も。

 朝方の活発な食いはなく単発が目立つ中、連続で数を伸ばした人も。胴の間で竿を出すさいたま市の浅野俊吾さん(57=会社員)、法子さん(同)夫妻。法子さんは早々に3連発。後を追う俊吾さんは何度か根掛かりしながらも、調子をつかみ3匹で並んだ。
 この日の最大は2・6キロ。

 「着底後、タナ取りで1メートル上げた時にググ~ン!」。釣り上げた秩父市の坂本幸博さん(39=会社員)はあまりの重さから「根掛かりかと思った」と話していた。

 終始やまなかった風と雨のタフコンディション下、参加者全員が型を見ることができ、3匹が2人。この日ヒラメも釣果に彩りを添えた。

 ◎ここが決め手

 (1)海底は起伏が激しく、置き竿や油断するとたちまち根掛かりする。結果、オモリロストの原因に。

 釣り場では船長が「55メートル」「45メートル」「50メートル」と目まぐるしく変化する水深を伝えてくる。数秒で5~6メートル変化する場所も。タナの取り直しを頻繁に――これが肝。竿は常に手で持ち、指示ダナをキープしたい。

 (2)突然襲い掛かる引き。荒々しい当たりに、つい合わせがち。だが、この条件反射が命取り。早合わせはスッポ抜けの原因になる。マハタが近付くとイワシが逃げて「前当たり」が出る。「本当たり」はこの数秒後。一気に竿先を持ち込む。ここで1拍置き十分に食わせることが大切。しかし、待ちすぎると根に潜られる。

 ▼吉野勉船長の話 マハタは夏まで楽しめます。水温が24度台になると餌のイワシが弱りがちで苦戦します。で、黒潮の勢力が弱い内が狙い目。特に4~5月は大ビラメが良く掛かり有望です。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、勝浦松部・信照丸=(電)0470(73)3483。乗合は午前5時半集合。料金は餌付き1万2500円。女性1万500円。正午集合の午後船は1万1000円、女性9000円。

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