ニジ色の快気祝い

[ 2020年3月19日 07:16 ]

61・5センチのニジマスに笑顔の安藤さん 
Photo By スポニチ

 【ココ一番】神奈川県・芦ノ湖のニジマス、ブラウンが面白い。時には70センチ前後の“スーパートラウト”も出て釣り人を魅了している。4月18日(土)にはバリバスカップ「スポニチ芦ノ湖ルアー・フライ大会」も開かれる。春到来!大型を狙ってみよう。(スポニチAPC・山本 有道)

 「やっぱり釣りはいいな」。ニジマスの当たりは強烈だし、引きも素晴らしい。何せ8カ月ぶりに竿を握ったものだからちょっぴり興奮してしまった。

 実は昨年7月に右耳に異変を感じ近くの耳鼻科へ駆け込んだが、医師から「大学病院を紹介するから入院した方がいい」との勧め。そこで付いた病名が「ハント症候群」。入院、退院、通院…目まいに悩まされ「これじゃ釣りは無理だな」と諦めていた。ところが、年が明けてから徐々に回復。「また楽しめそう」の状態。そこで決めたのが芦ノ湖釣行。ニジマスも大歓迎してくれたのだ。

 我が師匠であるフィッシングショップ・ノザキの野崎茂則さんと湖に出たのは午前9時ごろ。まずノザキ桟橋から白鳥の湾方面にフライでのハーリング。だが当たりはない。魚のライズもない。2往復してから沖に出ようと箱根神社の鳥居前に差しかかったところ、いきなりフライロッドが曲がった。手応え十分である。野崎さんも「ちょっと大きいかも。ゆっくりラインを手繰り、緩めないでね」とアドバイスをくれる。2度、3度、鋭い突っ込みを見せ姿を現したのは40センチ。大型ではなかったが、カムバック記念にと写真を撮ってリリース。

 その後も2人同時ヒットすることもあり計10匹ほど。どうやらこの日のマスは鳥居前に集合していたらしい。私は釣るだけだったが、ノザキさんは操船、それに魚を傷めないように素早くハリをはずしてリリースと大忙し。ありがとうございました!

 昼ごろ納竿。ノザキ桟橋でどんな大物を持って帰ってくるか待機していたところ、61・5センチのニジマスをいけすから取り出したのは山梨・富士川町の安藤正人さん(49=会社員)。フライに凝って20年。自己記録は75センチ。山のホテル前でキャスティングをしていたところガツン。「大型を狙っていますが、きょうはこれで十分」と笑顔を見せていた。

 56・5センチの良型、それも体高のあるニジマス2匹そろえていたのは横浜市の伊藤浩太郎さん(59=会社員)だ。「椿の鼻、早川水門をハーリング中にヒット」いずれも自作のフライで蛍光色のマラブーとか。その後も鮮やかな43センチのブラウン、60センチオーバーのニジマス…大盛況だった。

 この日の水温は8・3度。これからマスの適水温といわれる12~13度と上がってくる。大いに期待が持てそうだ。

 野崎茂則さんのアドバイス これまで放流するとしばらくはそこに滞留していたものだが、ここ何年かは水温も高く、すぐ沖に移動しがち。群れをいち早く見つけるのが肝心でそれにはまずハーリングかトロリングで探りたい。当たりがあればキャスティングで攻めたい。

 ○…芦ノ湖のパワースポットといえば湖上の鳥居。この日、マスが固まっていたところだ。吉田茂元首相が揮毫(きごう)した「平和」の額が飾られ、湖から見ればいつも観光客が写真を撮るため行列しているが、最近は人影もまばら。これも新型コロナウイルスのせい!

 ▼釣況&大会申し込み 芦ノ湖、フィッシングショップ・ノザキ=(電)0460(83)6167。入漁料1500円。ローボート3500円。エンジン付きは9000円から。

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