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アマゴ、イワナが絶好釣 ~滋賀県・愛知川上流~

[ 2020年3月18日 05:30 ]

釣り仲間の永岡克成氏は釣ったイワナを手にニッコリ
Photo By 提供写真

 渓流釣り解禁直後に釣友と、放流量の多さで知られる滋賀県の愛知川(えちがわ)上流漁協管内へ誘いを受けて向かった。2日間で2人で15~26センチのアマゴ88匹と18~30センチのイワナ8匹という好釣果。帰りの昼食には、近くの池田養魚場で名物・イワナの刺身定食を味わい、心身ともにリフレッシュした。(スポニチAPC、鮎匠会・横山芳和)

 漁協着は1日午前7時。同行した鮎匠会の仲間・永岡克成氏とともに、池田則之組合長から好釣場の説明を受けてから向かった。車を走らせると入川口はどこも県外ナンバーの複数が駐車している。何とか愛知川の支流にあたる御池川の中流に駐車して渓に降りた。

 初めて訪れたが、山間の落葉樹林の中を縫って流れる清流で、透明度も高く、自然豊かで魚影も濃い。既に先行者があったが、深みのポイントに狙いを定めスタート。水温は気温と同様の5度、水量は10センチの減水だ。

 イクラをエサに瀬の頭に投入するが、なかなかアタリはない。上流に向かうと、滝状に落ち込む好ポイントが現れた。手前の流心脇にエサを投入し、白泡が途切れて水深が浅くなった辺りで、大きな魚影が反転して銀影を見せた。

 とっさにサオを突き上げると、重量感のある引きが手元に伝わった。抵抗する獲物を下流に導き、引き抜くと26センチの立派なアマゴ。次第に活性が高まり、石底に潜む魚が姿を見せ始め、同ポイントでイワナを含めて連発した。上流の永岡氏も尺イワナを釣り上げて入れ食いを満喫していた。こちらも夕方には入れ食いとなり、暗くまで納竿できなかった。

 翌日は午前8時半から、魚影が濃い御池川の下流から釣り上がった。自然豊かな好ポイントが連続する渓。昼過ぎまでに15~25センチの当方がアマゴ15匹、永岡氏も18匹の釣果。2日間で2人で88匹のアマゴと尺物を交えた8匹のイワナをゲットできた。

 本流の河川沿いにはオートキャンプ場があり、エサ釣りからルアー・フライ釣りまで楽しみながら、宿泊していた。これから暖かくなり、魚影の濃い愛知川上流は大型の天然物が活発に釣れるはず。家族連れや仲間と渓流釣りを楽しみながらアウトドアライフを満喫して、健康的な心と体を取り戻していただきたい。


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