金メダル級キンメラッシュ 深海300メートルから「ガクガクッ」 福浦・よしひさ丸

[ 2020年3月8日 07:07 ]

仲よくキンメ釣りを楽しんでいた吉田さん親子
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 【真説フィッシング】キンメを狙って真鶴へ。水深300メートルを超える深海から訪れる当たりに、口元が緩む。鈴なりに付けば笑顔が満開。1日、福浦・よしひさ丸へ出掛けてきた。(芝 真也)

 よしひさ丸の狙う真鶴沖では、日によるムラはあるものの、トップ20匹前後と順調に釣れている。「朝イチは、数が狙えるポイントを流して、お土産をつくった後、型の良いキンメを狙っていますよ」と話してくれたのは、高橋勝久船長。日によって、メダイ、クロムツ、スミヤキなどおいしいゲストも交じり楽しめる。
 仕掛けは、幹糸16号前後、ハリス10号の胴突10本バリ。ハリはムツ16~18号。オモリは250号。

 午前5時30分すぎに出船。20分ほど走って真鶴沖のポイントに入り第1投。船長の合図に合わせて、ミヨシから順番に投入。着底したら、5メートル巻き上げ、タナに合わせると、竿がガクガクッ!すぐに当たりが訪れ、筆者は6匹をゲット。

 皆さんお土産ができた様子を見て、船長はポイントを大きく移動。ここから型の良いキンメを狙うことになって、水深230メートル前後のポイントからスタート。日が高くなるに従い、キンメは深場へと移動していく。それに合わせて、狙う水深も深くなり、300メートルオーバーの世界へ。攻めているポイントは、切り立つような崖。その縁にキンメはついている。仕掛けが海底をカケ上がるように、船は流れていくので、タナを取った後、そのまま待っていては、100%根掛かりする。竿先の動きに注意して、オモリが「トンッ」と叩くような動きをしたら、タナを取り直すことが大事。キンメは、動きのある餌に反応が良いから、タナを取り直す動作が誘いにもなる。

また10メートル前後、ゆっくりと巻き上げ、タナを探るのも有効な手段。広く探ることで、当たりが訪れる場合もある。時には20~30メートル巻き上げて、落とし直す「巻き落とし」も一手。そうすることで仕掛けが新しいポイントに入り、ヒットしてくることも多いからだ。マメにタナを取り直し、誘いも入れながら、当たりを待っていると「ガクガクッ」。シグナル到来だ!

 右舷ミヨシから竿を出していた府中市・照井敏美さん(65=自営業)は良型をダブルで釣り上げ「何匹付いたか?想像しながらの巻き上げは楽しいね。サイズが良いとうれしいよ」とにっこり。

 立川市・吉田和弘さん(36=会社員)は、4月から小学生になる息子の進之介くん(6)と、仲良く竿を出し16匹ゲット。「子供と趣味の釣りを楽しめることがうれしい」と、和弘さん。竿先をジッと見つめ当たりを待つ姿が印象的だった進之介くんは、釣り大好き。将来の夢は「船長になること」と、釣りに夢中だ。

 当たりが楽しめる真鶴沖のキンメ。脂もノリノリだから、食べておいしい。よしひさ丸では、3月いっぱいは狙っていく予定。オススメです。

 ○…勝久船長がかじを握る第三よしひさ丸が就航。12トンの大型船で、釣り座まわりが広くて釣りやすい。「看板のキンメ、イサキの他、マグロや、カワハギ、アオリイカなどに、力を入れていきたいです」と船長。父親の稔船長と2隻態勢で出船する。

 ○…ハードルが高いと思われがちな深場釣り。「多くの人に楽しんでもらいたい」と、よしひさ丸では、レンタルタックルを完備(2000円)。仕掛けも販売(1組1000円)しているので、クーラー1個での釣行も可能。初めてでも気軽に挑戦できる。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、福浦・よしひさ丸=(電)0465(63)3884。午前4時30分集合。乗合料金1万円(付け餌、氷付き)、予約乗合。ベニアコウ船、午後マダイ五目船も出船中。

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