不調でも!ニッコリ ホッケ40センチ

[ 2020年3月7日 07:15 ]

40センチ級のホッケを釣り上げ満面の笑みを浮かべる佐藤さん
Photo By スポニチ

【純平の磯リポート】青森県西海岸ではいまホッケが主役となっている。深浦町の横磯漁港では数は少なかったが良型のホッケが竿を曲げていた。東京などで焼いた干物は居酒屋メニューの定番だが青森では釣って食べる魚でもある。(スポニチAPC・小林 純平)

 今冬は雪が全く降らないと言ってもいいほど暖冬である。吹雪にも出合うこともなく釣行にはありがたい天気だが、それでも東北地方の海は荒れる日が多い。

 磯場は波が高くて安全に釣りをするのは無理なので漁港堤防に向かったが、釣り場は既に先客で満員状態で、竿を出すスペースがないので、しばらくはポイントから離れた港側に釣り座を決めた。

 タナ5メートル前後の底狙い。仕掛けの投入を数回繰り返したが、ウキには反応はなく付け餌のオキアミは残ってくる。堤防の沖向き先端では時々ホッケが抜き上げられていたが、サイズが20センチクラスの通称「ロウソクホッケ」が多い。情報では今季のホッケは、大型の群れが接岸する回数は極端に少ないという。

 しかも食ってくる時間帯もその日によって違うから、釣り人は寒さに耐えて辛抱強く時合を待つしかない。

 この日は、朝方から数時間経過しても、ホッケの姿は全く見えず。昼近くになっていくらか港内にも回遊してきたが食いは悪い。40センチバッカンの満杯を期待していた筆者であったが、1匹をゲットするまで30分も経過するありさまであった。

 そんな状況でも堤防の先端部で竿を曲げていたのは、平川市の佐藤敏秋さん(80)だ。周りがほとんど“ロウソク”サイズだが、佐藤さんだけは40センチクラスの赤ホッケを釣り、うれしい笑顔である。クーラーをのぞいたら10匹以上の釣果だった。

 好ポイントの横磯漁港だが不調の一日となってしまった。

 今年の青森県西海岸は暖冬の影響で海水温がいくらか高め。例年よりは春クロダイシーズンが早めに訪れそうである。

◯…地元では刺し身で食べる人もいるが、筆者は開いて干物にする。塩分濃度が海水と同じぐらいの塩水に30分漬けて陰干しにする。網で取れた魚と違って、堤防や磯場で釣ったホッケは海藻を多く食べているので美味。これからは脂が乗ってくる。“ロウソク”は竜田揚げにして食べる人もいる。

▼使用タックル ロッド=磯1号53、リール=LBDトーナメント、ライン=バリバス・ゼロフカセ2号、ハリス=ゼロハリス1・5号、ハリ=ジークABLチヌ3号、ウキ=遠矢ウキSP400。

▼釣況 深浦町・権兵衛釣具店=(電)0173(76)2722。

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