早巻きジョーズになって40センチ超 アカムツ連発 宙層にサメ出没!!脅威かいくぐれ

[ 2020年2月26日 06:56 ]

良型をゲットした山田さん(左)と大内さん
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 千葉・犬吠沖のアカムツに好機到来。釣り場までは少し遠いが、そこでは“赤い宝石”が待っていた。40~50センチ級の良型も望めるが上限は10匹。竿先を引ったくる明確な当たりは、この魚ならではだ。しかし、凶暴なサメもいる。さて、どう楽しもう…。(スポニチAPC・林 悠二)

 嫌な花粉のシーズン。その鬱憤(うっぷん)晴らしを兼ねての乗船だ。

 「潮次第です。緩ければバッチリなんだけどね」迎えてくれた芳野幹雄船長。前日は速い潮に翻弄(ほんろう)され、トップは5匹だったとか。

 この朝、ミヨシにジギング組2人、他は餌釣り6人。夜明けの海上には飯岡をはじめ鹿嶋、波崎船籍の乗合が13隻集結していた。

 胴突2本バリ、オモリ200号。餌はサバの切り身と、胴を抜いたホタルイカのゲソをセット。水深230メートル、潮の流れは素直で道糸がほぼ垂直に立つ。夏~秋に狙う寒猫根は砂泥底だが、この犬吠埼沖はオモリが突き刺さらずに楽。着底したオモリはゼロテンションで当たり待ちだ。

 第1号は筆者の右隣。右舷で早々に35センチ級を上げたのは、横浜市の増田隆行さん(52=会社員)。良型を手に「この魚の味の良さにハマって2年目。これで嫁も大喜びです」。

 これを契機に周囲も一気に活性付き、連続でヒットする場面も。

 「今、一荷で上がりましたよ」――船長の船内アナウンス直後、筆者の竿にズズン!鋭く強い当たりが襲う。宙層に悪食のサメが出現したようで、左舷でアカムツの頭だけがむなしく宙を舞った。胴体を食われてしまったのだ。

 ヤバい。ゆっくり巻き上げるとサメの餌食になる。で、イチかバチか中速以上の早巻きで対応。これが正解だった。ズシリと重い40センチと30センチ級の一荷だ。

 ミヨシに立つジギング組も活気づく。400グラムの赤白ジグでスローピッチジャークを楽しむ世田谷区の大内徹さん(31=公務員)が35センチ級。それを追い大内さんの師匠で千代田区の山田邦淑さん(55=自営業)が、350グラムのジグで30センチを。次いで45センチの幅広を追加した。

 「着底後2メートル切って誘うとズン!これ、初めてのアカムツなんです」と笑顔の大内さん。「水深があるので手巻きは良い運動。でも、型が良いので大満足です」とは山田さん。

 サバやユメカサゴも交じるが、投入のたびに魚信が出る。この日サメは静かで、筆者は被害なし。本命30~40センチを5匹。40センチは760グラムのメタボ。トップは規定数の10匹をクリア、スソは2匹、ルアー組は共に3匹だった。

 小気味よい当たりとグラマラスな魚体に、花粉のつらさも吹き飛んだ。

 ☆ここが決め手!(1)水温17度台。黒潮の勢力はまだ強くない。しかし潮の速いエリアなので、それなりの対応も。道糸はPE3~4号と細め、ハリ数は2本まで。潮が速い時は、船長判断に従い中オモリを外してオマツリを防ぐ。(2)ゲストのサバ、カサゴ対策は、夜光パイプなど光り物は避ける。しかし蛍紫は被害が少なかった。餌のホタルイカは投入のたび、新餌に取り換える。においで魚を呼び効果大。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、飯岡・隆正丸=(電)0479(57)5432。乗合は午前4時集合、料金は餌のホタルイカ付きで1万3000円。サバ餌は別。

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