寒さにガタガタ…活性ガタ落ちも激アツ放流フィーバー

[ 2020年2月20日 07:16 ]

厳しい寒さの中、頑張りました。でも釣れたのは30センチ級
Photo By スポニチ

 【あかりの“管釣り”っちゃおう!!】暑さが苦手なトラウトだが寒すぎても活性はガタ落ち。ふくだあかりが訪れたのは群馬県川場村の川場フィッシングプラザ。氷点下の中、大物に挑んだのだが…。

 海も寒いが、関東の山間部の方がもっと寒い。できれば電気毛布の入った布団から出たくない。「きっとこんな日はみんな釣りどころじゃないんだろうな」なんて思いながら、午前6時に川場フィッシングプラザに到着すると、釣り場の駐車場は平日というのに満車。オープン前に並んでいる猛者もいる。さすが川場を目指して来る人たちである。

 朝の気温は氷点下9度。吐く息で眉毛が凍ってしまう。

 手がかじかんでリーダーは結べないから、前日に暖かいところで結んでおく。フックも冬場のショートバイトに備えて細軸の掛かりがいいハリに替えておいた。

 オープンしたら早速、ポイントに入る。ワタシは放流ポイントの真横に入って、キャスト開始。まずは重めのスプーン、赤金カラーを遠投してボトムからのスローリトリーブ。だが低水温を得意とするトラウトもこう寒いとなかなか口を使わない。しかも数投すればラインに付いた水が凍り、ガイドも凍る。手も凍る。ガイドが凍ってラインが引っ掛かり当たりと勘違いする。

 たまの当たりは寒さで体が動かず反応できない。こんな感じで四苦八苦。それでもポンドに日が差せば、少しずつ魚の活性も上がってくる。凍るガイドを水に漬けながら、必死のリーリング&ルアーチェンジ。なかなかパターンを見つけられずにいると、朝イチから気合の入り方が違う常連さんは60センチを超えるドナルドソンや70センチ近いロックを釣っている。うらやましい。

 それを横目に、ワタシといえば30センチのニジマスを釣るのがやっと。腕と気合の差が如実に表れた。

 それでも8時半の放流タイムで活性のいい魚たちが放流されれば、放流には絶対の赤金スプーンで1投1匹の入れ掛かり!「寒くてリールが巻けない」なんて言っていたにもかかわらず、釣れれば夢中で釣るのが釣り人。冬場の厳しい時季に入れ掛かりが味わえればそれだけでも来たかいがあった。

 ひとしきり放流フィーバーを味わった後は、大物狙いで大型のクランクを遠投し、じっくり広範囲にボトム狙い。ポイントを替えつつ粘るけれどワタシにはヒットせず。けれど、どこかしらでドラグ音が鳴り響き、大物がコンスタントに釣り上がる川場のポテンシャルはさすがだ。

 3月になれば徐々に気温も上がり、トラウトの活性も上がってくるはず。春はもうすぐ。それまでにスプーンのさびたフック交換でもして備えておこう。

 ▼釣況 川場フィッシングプラザ(群馬県利根郡川場村大字萩室40)=(電)0278(52)3633。

 ◆ふくだ あかり 1981年(昭56)生まれ、茨城県出身。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。

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