冬タチ お寒い釣果も あったかご飯のあぶり丼でご機嫌

[ 2020年2月11日 07:23 ]

剛刀を思わせるでしょ
Photo By スポニチ

 【一釣一品食べま専科】冬タチのあぶり丼を食す。いまだに釣れていて、しかも良型ぞろいときている。これは見逃すわけにいかん。南六郷・ミナミで食いしん坊になってみた。(スポニチAPC・町田 孟)

 海の不思議だね。昨年末から東京湾奥でタチウオがバリバリだった。それも20メートル以内で。このところ30~40メートルと、やや深くなって群れを追うような展開。それでも極太は健在で、しっとり脂さ。いわゆる太り肉(じし)。中年増のうまみってとこか。そりゃ震い付きたくなるよ。なぜか、かつてあった銀座・三原橋の映画館を思い出す。ウフフ。

 旬がどこかに行っちゃっているようだ。元来タチウオは産卵前で栄養をたっぷり蓄えた7、8月~10月くらいが時季とされているよね。ところが富山じゃ「冬に限る」だって。ウーンなんでかチコちゃんに聞いちゃおうかな。

 【釣戦】実は当日全くの不調、ご機嫌斜めなんだ。1月の長雨後で「水が入っちゃったせいかなあ。反応はあってもすぐに散っちゃう」。安達任伯船長がボヤキまくるほどでね。確かにポンと型は出るものの後が続かない。そうなると誘い方も一工夫しなきゃ。長男の祥一船長=写真=は「前日はふんわかよりもシュッと鋭くやった方が良かったみたい。食わせる間もつくってやるのも必要かも」。どうやら夏バージョンの超ショートピッチとは違うようだ。さしずめ20年型冬バージョンか。今後の参考にはなるな。

 【クッキング】三枚にして1、2センチ幅のそぎ切りにして皮目をあぶる。あったかご飯を丼に。ついでにちょいとおごっちまおう。いただき物だが知る人ぞ知る「田庄」の極上のりをもんで敷く。切り身をぜいたくなほど乗せて小口切りした万能ネギ、ゴマを散らして準備OK。さらにイクラも。なければ卵黄でもいい。甘辛くしたタレをかけてかき込めば、ウーンこたえられんねえ。

 あっさり好みならアラとコンブでダシスープを取りお茶漬けの手も。ワサビに三つ葉も。

 舌鼓を打ちながら家人いわく。「身はコリコリ。でもって、なんて上品な脂。お代わりしたい」。あなたねえ、いまさら給油したって…。

 ○…「シャープに短めにしゃくる」を実践したのが下重篤さん(42=会社員)だ。「前の日ユーチューブで見て」。タチウオは4カ月ぶり。前回は「全く駄目。リベンジしようとしたんですが」。なんとも悪い日に当たってしまった。それでも一夜漬けが効いてトップタイの4匹。数は不本意でも指5本交じり。ミナミの定番、バックアップ用のアジも小ぶりながら30匹ほど確保して帳尻は合った格好。両親と3人で大田区に住む。宿にも近いので再々挑戦をにおわせていた。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属 南六郷・ミナミ=(電)03(3738)2639。出船時間は潮次第。HPか電話で確認。乗合料金1万円(餌、氷付き)。

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