“濃いコマセ作戦”大成功 干物アジわう

[ 2020年2月5日 07:17 ]

良型アジが連発した
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 【エンジョイフィッシング】釣った魚は干物にしちゃうグラビアアイドル、人呼んで「ひもドル」の吉野七宝実(しほみ)。干物の定番はマアジ。今釣れ盛っているアジを狙って横浜新山下・渡辺釣船店へ出掛けた。

 渋い一日だった。その中で必死に海の中を想像し、どうしたら魚に食ってもらえるのか考えるのも釣りの楽しさってもんだ。

 実は深場のアジしかやったことのない私。ライトタックルでのアジは初めてだった。仕掛けもカゴも前日に自分で用意して、釣り方もしっかりリサーチして気合は十分。

 基本は2本バリだが、たくさん釣りたい欲から3本バリの仕掛けを用意した。餌はまき餌にイワシのミンチ、付け餌に青イソメ。

 最初は魚の大きさ、食いが分からないので、3本バリに青イソメをバラバラの大きさに付ける。2センチ、1センチ、5ミリという具合だ。

 船長の指示ダナは下から2メートル。1投目は指示ダナから1メートルの幅でコマセをまいたらすぐに回収する。

 アジはコマセに反応しやすい魚だ。その分、コマセがないと釣れない。だから1投目は魚を寄せるため、一気に全てのコマセをタナでまききり、濃いコマセの場をつくる。

 2投目、タナまで落としたら再びコマセをまき、7秒くらいかけてゆーっくりと聞き上げる。ゴンゴン!とライトの竿が勢いよく食い込んだ。濃いコマセ作戦、大成功だ。食っているのは5ミリの餌。餌は小さい方がいいのかもしれない。

 ちなみに誘わずにその場で待っていても当たりはあるが、ゆっくり聞き上げることで魚に追わせて食わせると上アゴのいいところにハリが掛かっていることが多く、バラしにくい。
 その後、同じように小さく濃くコマセをまくが、なかなか当たりはない。私のまいたコマセはすぐに船の前の方に流れていき、これでは前の人のためにコマセをまきに来ただけになってしまう。

 本来だったら、ハリスを長くしてコマセの場に届かせることなどもできるかもしれないが、ハリスを持って来ていない。どうしたものか?

 答えはタナを下げることだった。下から1・5メートルくらいの幅で細かく濃くコマセをまいて、そのタナでゆっくり聞き上げる。いろいろ試してこの方法でやっと釣れ始めた。

 ◎干物を作る

 今回は背開きにすることにした。

 (1)背中から一筋、皮に切る線を入れ、そしてそこから腹の真ん中の骨まで身を切る。

 さらに真ん中の骨、頭などを全て背骨に沿って断ち、内臓、エラ、血合いを洗い出す。

 (2)適当に塩を振り、20分間置く。それからさっと料理酒に通し、干し網に重ならないように乗せ、浴室乾燥のスイッチをオン!

 翌朝、浴室から出来たての干物を弱火でじっくりあぶる。内臓が入っていた“ポケット”にジュワっと脂が染み出る。私の口の中にもジュワっとヨダレが染み出た。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、横浜新山下・渡辺釣船店=(電)045(622)8381。出船は午前7時と午後0時半。乗合料金6000円、女性・中学生以下の子供4000円。

 ◆吉野 七宝実(よしの・しほみ)1991年(平3)生まれ、千葉県出身。グラビアアイドル。ガールグリフィン初代イメージガール。趣味は釣りとボルダリング。

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