五輪イヤー金メダイラッシュ

[ 2020年1月8日 09:59 ]

多点掛けに目を細める有馬さん
Photo By スポニチ

 【ココが一番!】初釣りは深紅のキンメダイで好発進!真鶴・国敏丸が狙う初島沖は、オモリ200号のライトタックル(LT)で楽しめる深海釣り。サイズは中・小型が主体だが、群れに当たると…。この日、7点掛けを2回の快挙。入門にピッタリのエリアだ。(スポニチAPC・林 悠二)

 目前に白銀の富士山。その東に連なる丹沢山系も頂を白く染めていた。好天ベタなぎの船上では、9人が露木正敏船長からの投入合図を今や遅しと待ち構える。

 「1番いいよ!270メートル」。両舷のミヨシからトモに向けて順次指示が出る。「2番どうぞ!」。200号のオモリを投入すると、船べりに並べた餌付きの仕掛けが次々と飛び出していく。絡まると1回パスなので油断禁物だ。筆者は左舷トモでラスト投入。

 前日はトップ30匹、スソで10匹。まずは“ツ抜け(10匹)”を目標に。

 このエリア、朝方の数投に掛かる率が高い。そして早朝ほど良型がそろうパターンが続いている。

 「着底したら糸フケを取って2、3メートル上げて待って」

 船長のアナウンスが終わらないうちに魚信が…。グイグイと力強い引きが竿先を段引きしている。

 第1投は規定の10本バリで、38センチを筆頭に3匹。2投目は不発。3投目は本命3匹とクロムツ。投入が一番最後ながら、早くもキンメ6匹といい滑りだしだ。

 そんな中、順調に数を伸ばすのは右舷1番席。三島市の杉山修さん(79)。昨年12月の解禁以来、今季4回目で初日に31匹。次が21匹、前回は8匹ながら「型は良かった」と杉山さん。この日は第1投こそ不発ながら、35センチ級のクロムツ交え回を重ねるたびに数を伸ばしている。

 左舷トモ寄りで竿を出すのは藤沢市の有馬博司さん(58=自営)。「前回3キロのクロムツを釣ったのでね…」と、下3本は23号の大バリ対応だ。「キンメは掛かるんだけど、ムツは来ない…」、竿先とのにらめっこが続く。

 4投以降は単発。不発も目立ったが、納竿が近づいてからが凄かった。ほぼ全員がヒット。筆者は取り込み中に水面ポチャリが2匹あったが、結果7匹キャッチ。お隣の有馬さんも同数だ。

 「反応がまた入った!」。ソナーに出た魚群に、船長が再度投入の合図。ここで再び7匹追加して計23匹。ちなみに当日は10~32匹で上々の釣りとなった。

〇…起伏のある海底近くを幅広い層で遊泳する魚。タナの基準は海底だが、一気に10メートル近く浅くなったり深くなったりする。タナは小まめに取り直す。このタナの取り返しが良い誘いになり7点掛けにつながった。

◯…刺し身、炙(あぶ)り、そして煮ても焼いてもうまい魚。常連の有馬さんが「これはバカうま」と絶賛するのはフライだ。魚はウロコ、ワタを抜き三枚におろしてブツ切り。水分を取って塩コショウ。後は揚げてチリソースやタルタルソースで…。「子供たちが競争して食べるほど」と有馬さん。ホクホクと軽い身は、誰にでも好まれる味だった。

▼釣況 東日本釣宿連合会所属、真鶴・国敏丸=(電)0465(68)2800。乗合は午前4時半集合、料金はサバの切り身餌、氷付きで1万円。福浦・よしひさ丸、小田原・おおもり丸からも乗合出船中。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る