ボラの下に“お宝”格言信頼Wクロダイ42センチ&35センチ級 静岡県西伊豆松崎新港

[ 2019年12月15日 07:19 ]

筆者が仕留めた42センチと35センチ級のクロダイ
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 【磯&堤防ガイド】魚の動きが悪くなるこの時季は釣り場選びが難しい。だが静岡県西伊豆の松崎新港なら釣り場は広く足元から水深があるため、いろいろなポイントやタナを探ることが可能だ。(スポニチAPC・恩田 誠)

 西伊豆を代表する観光地の「堂ケ島」の南にあり、「なまこ壁」で知られる松崎の街並みも近い。大型船舶停泊用に新設された港だが、現在のところはもっぱら、安心・便利な堤防釣り場として利用されている。

 港内には小公園、トイレ、駐車スペースがあり、利便性が高い。

 足元から水深があるため、竿下から探れるのがうれしい。地元の常連は北側の岸壁で20~30センチの良型カマスを狙い、数を伸ばしていた。私は松崎港寄りの角のポイントで、ウキ仕掛けでクロダイを狙ってみた。

 まずは竿下のタナ4メートル付近を探ってみた。すると、すぐにヒラアジ系の「メッキ」の25センチ級が連続ヒット。水温がやや高めの西伊豆ならではの獲物だ。

 少し沖めを探ると、今度は30センチ超のヘダイが連続ヒット。マダイと同等な魚なので、釣り味以上に食味が楽しみだ。

 ヘダイを数匹釣ると、コマセが効きすぎたのか、60センチ級のボラの群れが登場。これを避けようとウキ下を5メートルにしたが、すぐにボラが掛かる。釣り味は良いのだが、独特の「体臭」が気になるので玉網は使わずにリリース。隣で竿を出していた人がボラを釣り上げ、「においませんよ」と言ったので鼻を近づけると、確かに意外にも無臭に近い。やはり、水がきれいなところのボラなら、悪臭とは無縁かも。

 「ボラの下はクロダイ」とは釣りの世界でよく聞く格言。それを信じて狙い続けると、やっと35センチ級のクロダイが顔を出した。

 こうなると釣り人は欲張りなもので、さらに型物を期待。手前にボラを引きつけるため多めのコマセを入れ、少し沖めに仕掛けを投入。どうにか42センチのクロダイを仕留めることができた。また、35センチ級のヘダイも顔を出してくれた。

 冬場は西風が多いので風に強いこの堤防でもやはり釣りづらくなる。北東風に変わる日を選んで釣行できれば、釣果は十分に望めるはずだ。

 魅力たっぷりな釣り場を守るためにも、ゴミの持ち帰りなど堤防美化を心掛けたい。

 ▼釣況・餌 まつや釣具店(西伊豆町仁科)=(電)0558(52)1081。

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