静かな海にお出まし マダイ70センチ 40センチ超クロダイもGET 秋田県男鹿半島

[ 2019年12月4日 07:08 ]

そろって大物を釣り上げた2人。クロダイは有坂さん(左)とマダイの桜庭さん
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 【純平の磯リポート】秋田県男鹿半島の船川港でマダイとクロダイを狙った。ベタナギの穏やかな海から、とんでもない大物のマダイが釣り上げられた。(スポニチAPC・小林 純平)

 釣り場の堤防は、初夏にマダイらしき魚に幾度となくハリスを切られたポイントだが、今度こそとの思いがある。

 水深は5メートル前後と浅いが、潮の動きは緩やかに左右に行ったり来たり。濁りも入りクロダイ狙いにはベストな海況である。しかも、小魚のいたずらが全くなく、付け餌はオキアミだけでもしっかりタナでなじんでくれる。

 週末とも重なり、クロダイを狙う人、メジナ(グレ)の数釣りを楽しむ仲間も。また太仕掛けでマダイをターゲットにする人もいるが、圧倒的にルアー釣りが多い。

 30分ほどオキアミと練り餌のローテーションで繰り返していた筆者に、磯竿の1号を存分に曲げる良型のクロダイがヒット。強い抵抗を繰り返したが47センチをタモに収めることができた。
 それからは、時合を迎えたようで周辺ではロッドが曲がり始めた。なかでも、大仙市の有坂義樹さん(42=自営)は40センチオーバーのクロダイをゲット。うれしい釣果である。

 筆者が2匹目のクロダイとやりとりしていた時に、後ろでは「デカイぞう!」と、叫ぶ人がいた。チラッと横目で見たが、竿先が水面に突き刺さるほど曲がっていた。自分のクロダイをキープしたあと、でかい魚と対面したが、サーモンピンクも鮮やかな、しかも驚くほど大きな70センチのマダイが堤防に釣り上げられていた。

 釣った人は、秋田市の桜庭純さん(53=会社員)。ここではいつもマダイを狙っているとか。仕掛けは3号ラインにハリスも3号を使用したという。

 港内の浅場であまり変化のない堤防だが、これからもマダイファンが並ぶ釣り場である。

 ▼釣況 男鹿市・つりショップ海風=(電)0185(47)7879


◎思い出写真館 初遠征の銭洲でカンパチ13・9キロ

 昭和の“銭洲バブル”の頃。年月日は定かではない。林悠二記者(現APC)から「カンパチでかいの出てるよ。やってみる?」。初めての遠征釣りだ。道具がない。不安を口にすると「任せなさい」。盟友でもある指南役はポンと胸を叩いた。蒸し暑い夕暮れの下田港。船べりには立派な竿とリールが。かの永井裕策APCから借りてくれていた。

 深夜に出船。翌朝、餌のムロアジを確保。泳がせのゴングが鳴った。数時間はあくびの連続。ふと時間が止まったようだった。竿先が微妙に揺れ動くと一気に絞り込まれた。「巻いて!」。魚というよりリールとの格闘だ。船長の根から離す操船、たぐり役、竿のコントロール補助も含めて4人掛かり。なんせ電動リールが普及していない時代だ。

 「でかいよーっ」。タモに収まったのは、何もかもあなた任せの13・9キロ。腕はパンパンになっていた。しばらくしてもう一度大きな当たりが来たが数分も持たず。「サメだよ」。そう言われても、姿は見ていない。いやいや20キロ超級だったと今も信じている(スポニチAPC・町田 猛)

 ▼メモ 銭洲とは神津島南沖の岩礁地帯が連なるポイント。大物釣りの聖地として人気。

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