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マァジで凄い ブリ6キロ クセになる面白さ!!青物の引き

[ 2019年11月30日 07:25 ]

やっと釣れたでー。うれしいわ
Photo By スポニチ

 【阪本智子のハッピーフィッシング】千葉県勝山の庄幸丸では釣ったマアジの泳がせでワラサやブリが釣れている。シマノの釣りガール、阪本智子も大物一発狙いでベテランに交じって竿を出した。

 ポイントは港から20分の富浦沖の水深85メートル。タナは70メートル。仕掛けは船長お手製のハリス10号6メートル。まずは餌になるアジ釣りや。指示ダナ+6メートルのところまで仕掛けを下ろして、コマセ振りながら上げてきてタナまで来たら止めて待つ。コマセマダイではコマセをまき直したりするけど、この釣りでコマセをまくのは1度だけ。コマセをまいたら2分間待つ。

 そろそろ入れ替えようかな?と思ったらアジの当たりが。アジが掛かったらそのまま大物釣りに移行する。根の上を狙うからドラグはキツめや。アジが付いてから泳がせておく時間は1分。短いなぁと思うけど、あんまり長く泳がせておくと周りとオマツリしやすいのと、そもそも大物が近くにいればすぐに当たりが出るらしい。

 アジを泳がせているとバタバタと暴れだした。おおっ、大物が近くにいるんちゃうか?このドキドキ感が泳がせ釣りの醍醐味(だいごみ)やね。このままドーンと当たりが…、と思ったけど無反応。1分間たったからしぶしぶ巻き上げる。掛かっていたの
は40センチほどの良型アジ。これを丸のみするなんて、想像するだけで楽しそうや。

 早くその引きを味わいたい!でもその後アジの当たりすらなくなる。相当食いが悪いようや。周りの方は付け餌でマダイやイナダを釣り上げてたで!

 船長が大物を探して船を旋回する。私も諦めずにやってると何度かアジの当たりはあったけど、しばらく待っても大物が食わん。ここで仕掛けをハリス8号6メートルのものにチェンジ。長い中だるみの時間を過ごす。

 午前10時ごろようやく魚の活性上がってきたようで、ミヨシの釣り人さんがワラサを釣り上げた。私は当たりのないまま、とうとうラスト1時間に。船長から「コマセは6メートルの幅をしっかりまかないとダメ」と言われ、その通りにやってみるとすぐにアジが食った!そのまま待っていると10秒ほどでドーン!青物の強い当たりが。

 やっときたー!ゆっくり竿を立てて合わせせを入れる。おおー引きが強い!

 でも負けへんで!落ち着いてゆっくり上げてくる。竿がきれいに曲がって、力強い引きを目いっぱい感じられる。楽しい。上がってきたのは6キロのブリ!うれしいー。このタイミングで一斉に釣れ始めた。10キロ近いブリも上がってたで!結果12人中ブリは3匹。厳しい一日やったけど、結果良ければ全てよし!やっぱり青物の引きはクセになる面白さや♪

 ▼使用タックル ロッド=ライトゲームSS モデラート Type73 HH225、リール=フォースマスター3000、道糸 タナトル4号(以上シマノ)

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、勝山・庄幸丸=(電)0470(55)3005。出船は午前6時。乗合料金1万1000円。

 ◆阪本 智子(さかもと・ともこ)1988年(昭63)生まれ、大阪府出身。タレント、シマノ釣りガール。現在、BS―TBS「釣り百景」をはじめ、新聞、雑誌など釣り媒体にレギュラーを持つ。関西圏で放送中の朝の情報番組「おはよう朝日です」に出演中。オフィシャルブログは「Tomoko’s life」。

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