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来た!来た!!デカアマ猛ラッシュ 型よし数今季早くもピーク到来

[ 2019年11月13日 07:05 ]

順調に数を伸ばしていた高木さん。最大は51センチ 
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 【ガイド】▼葉山鐙摺・たいぞう丸 50センチ超級の“デカアマ”が今年も健在だ!数より型狙いで人気なのが三浦半島の葉山~城ケ島沖のアマダイ。ハリス3号では切られるからと太めを使う人も…。晩秋から厳寒期が型物狙いの最盛期だが今季は早め。楽しい展開が待っていた。(スポニチAPC・林 悠二)

 最大53センチを筆頭に、52、51、50、45…12人で50センチ超が8匹。45センチ以上を加えると計12匹。型物狙いで人気の葉山・たいぞう丸(河村丈史船長)の船上は大型ラッシュに沸いた。

 前半2時間ほどは葉山沖で小手調べ。前日、50センチ級が2匹釣れたポイントだ。ここでは最大が45センチ止まり。次いで狙ったのが城ケ島沖だった。大物に照準を絞る河村船長が狙うのは、いずれも100メートルダチ。ラッシュが始まったのは1時間ほど経ってからだ。ミヨシや胴の間で次々と竿が曲がる。

 「51センチ出ました。あっ、こっちもデカい」(船長)

 午前10時半には、この日最大の53センチも飛び出した。そして再びダブルヒット。あっちで、こっちで50センチ級が…。

 海底は砂地。本命の他にヒメコダイやキダイ…多彩なゲストが掛かり続ける。

 35~40センチ級の中型を交えて順調に数を伸ばしていたのが、横浜市の高木充彦さん(46=会社員)。勢いに乗って51センチもゲットした。

 「基準は底上1メートル。潮の速い時はガン玉1個付け」が有効だったそう。

 そして驚いたのが、城ケ島に移ってすぐに53センチを上げた町田市の森弘さん(77)だった。納竿寸前に今度は51センチを追加して計3匹。「大物に備えてハリス4号で狙いました」――まさに作戦的中だった。

 「デカアマ連発で興奮が止まらない1日でした」。かじを握った船長も、最盛期前のラッシュに表情も明るかった。

 ▼メモ 使用オモリはPEライン2号以下は60号、3号以上は80号。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、葉山・たいぞう丸=(電)046(875)1932。乗合は午前6時集合、料金は餌付き9500円。

 【釣り人掲示板】◎テンヤ初挑戦でタチオウ1・25キロ  JGFA(ジャパンゲームフィッシュ協会)主催の「沖釣り同好会」がこのほど、八景・鴨下丸=(電)045(781)8410=でタチウオを対象に開催された。晩秋に向けドラゴン級の出現に活気付く東京湾。その横須賀沖で、女性3人を交えての大会だ。審査は1匹の重量、70メートルダチで底上5~10メートル間のエリアで第1投から当たり連発。それも期待通りの大型が目立ち、船上に歓声が響き渡る。優勝ラインは1・2キロ超。それを目指す会員たち。ミヨシ、トモ、胴の間…次々と絞り込まれる竿。船端の各所で銀色に輝く、1メートル超級の良型サーベルが躍っている。そんな中で、船中一のドラゴンを釣り上げたのが一般参加した横浜市の横山美紀さん(48=会社員)で、116・5センチ、1・25キロ。幅は指7本(F7)だった。

 「初挑戦のテンヤ釣りでした。大物に照準を絞ったのが勝因かも」。テンヤは50号、マイワシ餌は持参。

 当日は1メートル級が何匹も顔を見せ、参加者たちは秋天の一日を楽しんでいた。

 ◇大会成績(単位キロ)(1)横山美紀(横浜市)1・25(2)井上一一(かずいち=印旛郡)1・20(3)福家昌二(横浜市)1・05(敬称略)

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