段差「一発」40センチ級ツ抜け 越冬に備えて荒食いチャンス

[ 2019年11月8日 07:08 ]

長竿で良型を釣った吉永さん                              
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 【ヘラブナ大作戦】埼玉県本庄市の間瀬湖は秋の大雨が水温低下を促し、ヘラブナは一足早く巣ごもり準備(落ちベラ)の群れが固まってきたようだ。水代わりに慣れ、越冬に備えて40センチ超級の荒食い、加えて新ベラの放流でさらなるチャンス到来だ。(スポニチAPC 上田 観水)

 落ちベラ期の荒食いを期待して深場の東屋桟橋を選択する。

 釣り歴30年以上、週1回は釣行しているという常連、吉永浩二さん(66=高崎市)は「台風による10月の大雨前は15尺前後の竿で良かったが、その後はタナが下がりました」。

 21尺竿いっぱいの底に近いタナを攻め「30匹は超えたかな?数釣りよし、長竿よし、型を確かめもっぱら引きを楽しむのが一番」と納得の納竿だ。

 筆者は、18尺竿いっぱいのタナでマルキユーのグルテンダンゴ「GD」とばらけ餌「セットアップ」を打ち込むとモヤモヤ~ズン。活発な当たりでブルーギルの入れ食いとなった。餌合せで解決するのも面倒だ。季節的に遅いと感じつつ「夏のブルーギル避けの特効餌」とされる段差「一発」釣りに変更。雑魚の猛攻撃をかわして40センチ級が交じってツ抜け(10匹)となった。

 上流に位置する対岸の一力桟橋はどうかと、様子うかがいにポイント変えを試みると、緩やかなカケ上がりで底釣り可能だ。まずは、片ズラシで攻めるが当たりがまばらで釣況が定まらず両ベタに変更。

 ハリスなじみでモヤモヤ、餌が底に落ち着くとツン。30センチ未満の入れ食いとなるが、日も短くなる秋の空に納竿を余儀なくされた。

 12月8日、養殖ベラ1トンの放流を予定されており、さらなる爆釣が期待されるとあって、再釣行を胸に帰路に就いた。

 ◎攻略法

 ヘラブナは巣ごもりで底へ集まり始めたので底釣りがお勧め。理由は3つ。

 (1)ブルーギルなどの雑魚が避けられる。

 (2)落ちベラ期で巣ごもり前の荒食いが期待できる。

 (3)大雨で底に堆積していた土砂が流され、「硬い底を好む」とされるヘラを寄せて攻める。

 留意点は、タナ取りでポイントの地形を確認して攻略法を考える。

 ◎ポイント

 (1)桟橋 東屋=水深があり良型が多く深宙攻め。

 山水=V字型の突端から上流は底釣り有利。

 一力=カケ上がりが複雑で攻略いろいろ。

 (2)ボート ロープ止めで宙釣り主体。竹ヤブ、大桜を結んだラインから堰堤(えんてい)に向って急深で第1、第2石垣前のラインや上流の一部は底釣りOK。

 (3)丘釣り ポイントは少ないが各ボート桟橋脇は数カ所で釣り可能。流れ込みに向かって上流部は乗っ込み期がお勧め。

 ▼釣況 田中園(本庄市児玉町小平2237の1)=(電)0495(72)2369。入釣料=400円、現場売り500円。桟橋1000円、ボート2200円。

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