スミイカ 中オモリ式エギングで秋満喫 1メートルのタナ取りが命

[ 2019年11月1日 07:03 ]

三村さんに良型
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 【博覧釣記】秋が深まると、東京湾では人気のスミイカ釣りが熱い。釣り方は、シャコのテンヤ、胴付きオモリのスッテを使用するものなどがあるが、浦安・吉久では、中オモリを付けたエギングで楽しめる。(国友 博文)

 出船前には、東京湾を知り尽くした峯岸英人船長による、釣り講座が受けられる。スミイカ釣りの「いろは」が凝縮され、半信半疑の釣り人たちも聞いているうちに次第にクギ付け状態になる。そして説明が終わった頃には、既に釣れたも同然の魔法にかかっている。

 「この釣りは、餌木の種類ではなくタナ取りに尽きる」と話す峯岸船長が船を向けたのは1級ポイントの中ノ瀬。

 中オモリが着底したら、1メートルのタナ取りが基本で、状況に応じて船長の指示ダナが変わる。常に餌木が海底の30~50センチを泳ぐイメージが大切だ。

 水深18メートルからスタートすると、右舷トモで竿が曲がる。海面には今年は湧きに湧いたマダコが顔を出す。

 続いて浦安市・三村恵介さん(49=会社員)の合わせが決まると「毎年、秋が楽しみです。竿先の違和感から乗せることができました」と本命に笑顔。「はい上げてください」と船長のアナウンスだが、三村さんに再びヒットだ。周囲の視線を集めると「ブッシュー」と大量の墨爆弾発射!これもこの釣りに必要なサプライズ。強烈な墨もすぐに洗い流せば問題ない。

 タナ取りに没頭すると「クン!」と当たりだ。即合わせを入れると、感触はあったが掛かり損ないの“ファールチップ”だった。

 存在を確認したイカは隣で構える足立区の高室知博さん(46=会社員)の餌木に飛びついたらしい。

 「初めてのスミイカです。想像以上に引きますね」とガッツポーズ。

 気を取り直して、タナ取りに集中すると「モゾッ」と竿先に違和感。迷わず合わせると「ゴ・ゴ・ギュン」と合わせ成功!この瞬間がたまらない。餌木を手に取ると、本命によく似たシリヤケイカ。狙うポイントによっては、アオリイカや1キロ近いモンゴウイカもうれしいゲストだ。

 この秋は、日本古来の和製ルアーエギングで、乗った時の快感ととろけるうまさに感動していただきたい。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、浦安・吉久=(電)047(351)2983。出船は午前7時。乗合料金9700円。

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