キハダ35・46キロ 総合V 予習会でバラシ経験 闘争心に火

[ 2019年9月19日 07:38 ]

手巻きのリールでこん身のキハダを釣り上げた稲村さん                               
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 【シップスマストカップ2019「レディース鮪(マグロ)チャレンジ」】シップスマストカップ2019「レディース鮪(マグロ)チャレンジ」が16日、相模湾一帯で開催された。73人の参加者が平塚・庄三郎丸の7、12、17、22、23号の5隻に分乗。その結果、23号船に乗船した豊島区の稲村准子さん(45=会社員)が35・46キロのキハダを釣り上げ総合優勝を果たした。(久世 明子)

 海の女神も大会参加者を後押し!73人で14匹が釣れ上がるという、キハダフィーバーとなった。

 16人が乗船した22号船では、午前9時すぎと正午ごろ、自分でタックルを用意して臨んだ参加者、貸竿組両者に当たりが連発。右舷胴の間に陣取った藤木里絵さん(48=公務員)が21キロを釣り上げると、続いて隣にいた娘の杏菜さん(24=公務員)にも当たり。「物凄い強い引きだった」と格闘の末、23・48キロを上げ船別2位となった。

 そんな中、腹太の1匹を検量所に持ち込んだのが稲村さん。係の「35・46キロ」の声に、周囲からどよめきが起きた。

 正午ごろ、指示ダナを取り置き竿にしてぼんやりしていたところ「“当たってる”の声で我に返った」。竿は満月状態。手巻きで30メートルまで寄せてきたが、あっという間に200メートル走られた。20分ほどの熱闘で大物がタモに収まった。

 稲村さんは先月、参加したシップスマスト主催の予習会でハリス20号が切られるバラシを経験。闘争心に火が付いた。仕掛けを再点検した上で、翌週の釣行で人生初のキハダ33キロをゲット。今大会ではハリス22号に上げて臨んだ。

 昨年の同大会では4・4キロの本ガツオで船別4位に入賞しており、探究心と努力で実力の経験値を上げていったシンデレラガール。「無力の勝利です」。笑顔がはじけた。

 【APCの目】降り続く雨、強い北風とウネリ。さらに朝方は食いが激渋と条件は最悪。本命が1匹でも見られれば…でも、これは思い過ごしだった。午前9時すぎ、22号船でヒットを知らせる黄色の回転灯が確認された後は各船でヒットが続いた。だがキハダ釣りには“あるある”の瞬殺、秒殺も半端ない。この日、仕留められたキハダは14匹。参加者全員の約2割だったが、隣の座席で、後ろで…ビッグファイトを目の当たりにした女性たち。次の機会に女神がほほ笑むのはあなたかも。(林 悠二)

 ◇大会成績(キハダ1匹の重量、単位キロ)

 ▼総合賞 (1)稲村准子(豊島区)35・46=23号船(2)斉藤麻衣(同)29・40=12号船(3)大浦真以子(横浜市)29・22=22号船(4)神谷美樹(成田市)26・94=17号船

 ▼キハダ船別賞 ◎12号船(1)石井梓(相模原市)24・78◎17号船(1)田中雅美(入間市)26・58(2)片野香織(横浜市)26・38◎22号船(1)中尾未来(同)26・90(2)藤木杏菜(瑞穂町)23・48◎23号船(1)井ノ内由布子(横浜市)33・42(2)津島未央(東大和市)25・70

 ▼カツオ船別賞
 ◎22号船(1)浅井恭子(横浜市)3・38◎23号船(1)荒川加奈美(江戸川区)3・34(2)多田亜沙美(横浜市)2・52=敬称略=

 ▽主催
スポーツニッポン新聞社
東日本釣宿連合会
 ▽特別協賛

 ▽特別協賛
プラスエム(シップスマスト)
 ▽協賛 アサヒ飲料、アサヒビール、大塚食品、オカモト、サニー商事、シマノ、ジャルパック、上州屋、ダイワ(グローブライド)、タックルベリー、釣り船情報ぎょさん、デジタル魚拓DGS、ハイアールジャパンセールス、ハヤブサ、モーリス、マルキユー、ヤマリア

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