代打ウグイでヒラメ連発 不調イワシ穴埋めた!!

[ 2019年9月13日 07:19 ]

ウグイ餌で本命を釣り上げた三浦さん
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 【東北の釣り】好釣果が続いている宮城県仙台湾のヒラメ釣り。だが最盛期を迎えているのに問題が発生。餌の生きイワシが手に入らない。さてどうするのか?(スポニチAPC・菅野 順也)

 今シーズンも仙台湾のヒラメ釣りは絶好調!しかし今年は餌となるイワシの群れが薄く、確保が困難となる船宿も現れた。

 午前5時40分、水深30メートルの天然粒根が点在するポイントへ到着した永勝丸。遠藤栄喜船長から「今日はイワシが入手できず餌はウグイを使用します。海底の岩場に潜る性質があるので注意してください」とのアナウンスで実釣開始となった。

 通常使用していたのはマイワシだったので、配られたウグイを見て「これヒラメが食うのかね?」「淡水魚なのに海水に入れて大丈夫なの?」と乗船客からの不安の声。私は以前この餌のテスト依頼を受け、実際にヒラメを釣ったことがあった。しかし一日中、使用するのは初めてで釣果は未知数だった。

 ウグイの大きさは10センチほど。イワシより小振りだが、なかなかつかめないくらい素早く元気に動き回る。イワシと同じ位置にハリを装着して海底に送り届け、いつもより気持ち高めにタナをキープ。するとわずか5秒後に私の竿に魚信が伝わり、一気に食い込んでハリ掛かりした。餌が小型なのでのみ込みが早いと感じ取れた。

 「釣れるんだね!」との声が聞こえ、船上の雰囲気は一転。それから他の皆さんも竿を曲げた。

 5歳になる息子がお土産を待っている、という仙台市・後藤あいさん(41=会社員)は「喜んで食べてくれるから頑張っちゃいます。前当たりからハリ掛かりまでのドキドキ感がたまらないですね」と55センチを確保。

 ウグイの餌でうまく食わせるコツを探ってみた。

 魚体が小さいことと潜ることからタナを高めにしてアピールするのは鉄則。ゆっくりとした動作でこまめに誘いを入れるのも当たりを早く出す効果があるようだ。

 ヒラメ釣りが大好きでこちらの船に通っているという、東松島市・三浦喜久雄さん(53=会社員)は「この餌に食うのか心配でした。でも、当たりが明確に出るし、イワシより泳ぎ回って持ちが良いですね。しっかり釣れましたよ」と56センチをキャッチ。

 当日の釣果は、型は一回り小型ではあったが数は申し分なく、竿頭となった私は最大64センチで12匹。代打の作戦は大成功、全員本命を釣ることができた。

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、閖上・永勝丸=(電)090(8255)6083。午前4時半集合。乗合料金1万円。

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