ラストスパートのアユ、満足の釣果~鳥取・日野川~

[ 2019年9月11日 05:30 ]

美アユが釣れて思わずニンマリ
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 アユシーズンも、いよいよ盛期が過ぎてラストスパート。西日本を代表する人気河川の鳥取県・日野川で大きいのが釣れていると吉報を受けて釣行した。サオを出したのは日本海の河口に近く、晴れた日には雄峰・大山を望みながら釣れる最下流の岸本地区と、最上流に位置する渓流相の日南地区の友釣り専用区。川相の異なる2地区をいずれも午後から攻め、16~25・5センチを2日で42匹と満足のいく釣果だった。(スポニチAPC、鮎匠会・横山 芳和) 

 岸本地区の盛永オトリ店着は昼前。付き合いの長い、日野川を知り尽くした店主から情報入手。オトリアユを買い、友釣り専用区の最上流部に向かった。

 平日というのにいたるところに釣り人の姿が見られる。大トロから左岸側に向かって段々瀬を流れ落ちて下流の一本瀬となる釣り場だ。水温は22度で20センチほどの増水に薄にごり。瀬落ちの脇にあるチャラ瀬で野アユを確保する作戦を選択した。

 水深約30センチの流れの筋にオトリアユを投入。流れになじんだオトリの水中糸を張り気味にして操作すると、ゆっくりと30センチほど進んだところで目印が上流に飛んだ。大切な1匹目。バラさないように慎重に引き抜くと、30センチの野アユだった。

 天然オトリに換え、このチャラ瀬で同サイズ3匹を追加して左岸に移動し、瀬肩のポイントを狙う。天然オトリを足元から放ち、沖に向けて泳がせたが野アユの追い気はない。少し目印に変化が見られ、引き戻して水中糸を放した途端に追いが出てハリに掛かったのは20センチ超。強引な攻めの釣りが出来る野アユに替え、瀬落ちにある早い流れの大石のサイドに止めて待った。

 ゴーンという鈍いアタリが手元に伝わる。「これは大物!」と思った瞬間、上流に引き込まれる。下流に回り込んで引き抜くと、この日最大、25・5センチのメスの美アユを取り込むことができた。初日の釣果は上流のトロ場を含めて18匹だった。

 翌日午後。今度は最上流域にある日南地区の専用区へ。ここにある平井オトリ店の店主は地元の名手で、情報
も超リアル。的確な指示を受けて入川した。

 場所は旧役場前の瀬。大岩が点在し、複雑な流れで変化の多いポイントを形成。増水していてポイントを読みにくいが、大石と大石の間にあるタルミ部分が茶色に輝くところを中心に狙いを定めた。

 オトリアユを沈め、サオを立てて、少しテンションを掛けた途端に目印が吸い込まれた。サオが大きくしなる。引き抜くと追星が鮮明で、真っ黄色な22センチの美アユがタモに納まった。その後は流心や瀬肩を引き釣り泳がせで攻め、16~23センチを24の釣果だった。

 日野川は25日を最後に禁漁となるが、いまだに魚影は濃く、追い気も活発で、天候や水量が合えば爆釣が期待できる。盛永オトリ店からは「29センチが釣れた。大物仕掛けで尺アユ狙いで来て」と誘いも。友釣りファンは的確な情報を入手し、シーズンラストを有意義に楽しんでいただきたい。


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