役満!キハダ29・5キロ 麻雀で培った勝負勘で大本命ゲット

[ 2019年9月8日 07:26 ]

むっちり体型をゲット
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 【根ほり葉ほりおじゃま虫ま~す】相模湾は本ガツオ・マグロに沸いている。ただお祭り騒ぎとはいかない日もある。腰越・飯岡丸。船中でただ1匹、それも大本命を仕留めた強運の持ち主がいた。早速隣におじゃま虫しました。(スポニチAPC・町田 孟)

 羨望(せんぼう)の的は中村光仁さん(59=藤沢市)だ。コマセをまいては詰め替える静かな時間がどれだけ過ぎただろうか。突如左舷ミヨシで「来たっ!」。すかさず電動リールで巻き取りに入った。と、突然糸がのされていく。ベテランが「マグロだよーっ」。

 ギャラリーが見詰める中、リールのパワーを借りながらも慎重なやりとりが15分あまり。タモに収まったキハダの見た目は30キロはありそう。

 「最初は17メートルまで簡単に上がってきたのでカツオかと思った。それから一気に100メートル走られて」。口調も表情も高ぶっていた。しかし、興奮タイムの前にはひらめきがあった。「周りの船でランプがついていた。(マグロが食った合図)で、仕掛けを太くしたんです。カツオ用から24号6メートルに。タナは40メートル」。ズバリ的中だ。マグロを狙いだして「10年くらい」で3匹目。自己記録は一昨年の24キロだ。

 製薬会社を早期退職して海に出るのは「週イチくらいですか」。美智代夫人(56)との間の2人の息子さんはすでに独立。悠々の日々だ。キャリアは30年になる。「本来はカワハギとかマルイカの方が好き。マグロはバクチですからあまり」。ただ、夏になると会社の先輩だった杉野好昭さん(67=草加市)に誘われフィーバーに加わる。友情の釣行だ。

 他の趣味は「ウーン、あまりないですねえ」。余った時間は「仕掛け作りとか、釣りのユーチューブを見て過ごします」。仕事柄お医者さんとはゴルフ、テニスなども付き合った。「うまくなかったのでリタイアしてやめました」。今は心底釣りを楽しんでいる。「ストレスもないですしね」。と、杉野さんから「マージャンが好き」の一声が。本人は笑顔で否定はしなかった。もしかして仕掛け交換は培った勝負勘が働いたのかも…。

 帰港後の計量は29・5キロ。「血抜きしたからかなあ」。大台の30キロにわずかに届かず、しきりに悔しがる。この分だと、また“バクチ”に挑み続けそうだ。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、腰越・飯岡丸=(電)0467(31)1560。出船は午前6時。乗合料金1万1000円(コマセ、付け餌付き)。

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