1キロ級被ダメだ 秋場所白星発進 カンパチ、イナダ“両横綱”そろい踏み

[ 2019年9月7日 08:55 ]

山口さんはお孫さんのためにカンパチを連発                               
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 【釣り日和】神奈川県平塚沖のライトタックル五目釣りが面白い。カンパチ、イナダの“両横綱”のほかマアジ、サバ、カサゴなど食味が“幕内”級の魚たちが釣れ上がる。今がチャンスの待ったなし!(笠原 然朗)

 明日は大相撲秋場所の初日。相撲好きとして力士たちの膝が気になって仕方がない。

 というのも私は6月20日に右膝の半月板を損傷。入院手術を経験した。その痛み、思うように動けないつらさはよく分かる。
 膝の半月板、靱帯(じんたい)損傷は力士の職業病だ。ケガをしてから数カ月で土俵復帰をする根性には頭が下がる。頑張れ栃ノ心、踏ん張れ貴景勝!

 土俵ほどではないが船釣りには危険が潜む。揺れる船上での移動は膝に爆弾を持つ身としては難儀だ。というわけで私にとっても今回が3カ月ぶりの船釣り復帰となった。

 庄三郎丸の山下将成船長が船を向けたのは港から航程15分ほどの観測塔周り。水深は20メートル。2本バリのバラフグ皮バケを使い「底から止めずに動かして」。シャクリながら上へ上へと誘い上げる。

 右舷胴の間で本命のカンパチを連発させたのは厚木市の山口泉さん(68)。「シャクリは90センチの幅で。コマセの中に仕掛けを入れるイメージです」と最終的にカンパチを6匹。さばいて刺し身を7人の孫に配るのだとか。「待ってるよ、と言われています」。

 踏ん張ると少し膝は痛むがまずは1匹釣りたい。水面から10メートルまで誘い上げたところでガン!という当たり。ゆっくり巻き上げると水面に姿を現したのは40センチほどのカンパチ。よし初日が出た。

 バケの仕掛けでイナダを加え、船は二宮沖の25メートルダチへと転進。ハリス3号、2本バリのウイリー仕掛けに替えて、下バリにはオキアミ。オモリが着底したら、底には根があるので仕掛けの長さ分の2・5メートル上げてシャクリ始めると、青物ではない重量感のある当たり。おまえは逸ノ城か、魁聖か?

 カラダをくねらせながら上がってきたのは1キロ級のヒラメだった。タニマチの相模湾さんが復帰の“場所”に贈ってくれた思わぬご祝儀。ごっつぁんです!

◆五目釣りを堪能 良型カワハギも

 ◯…ライトタックル五目釣りは「何が来るか分からないのが楽しい」と話すのは厚木市の山村重文さん(76)。カンパチ、イナダ、マアジのほか良型のカワハギも。「自分でさばいて、晩酌の肴(さかな)にね。女房は何もしないよ」。釣りは奥さん孝行。

 ▽この日釣れた魚たち カンパチ、イナダ、マアジ、サバ、カサゴ、カワハギ、カマス、平ソーダ、ベラなど。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、平塚・庄三郎丸=(電)0463(21)1012。出船は午前6時。乗合料金9500円。

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