餌改良で快釣 アカムツ5連発 型の口に合ったサイズに調整→一気に竿頭!!

[ 2019年8月12日 06:23 ]

明確な当たりをキャッチしてダブルヒットした浅野法子さん、俊吾夫妻 
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 【名人への道 決め手はコレ!】 食味の良さで大人気のアカムツ。深場釣りのイメージが強いが、茨城県・波崎沖のカンネコ根は130メートル前後の浅場で狙えるのが魅力だ。この夏から秋の産卵期が本番で“ツ抜け”(10匹)釣果も夢ではない。さあ、どう狙う。(スポニチAPC 林 悠二)

 ◎波崎・はまなす丸

 カンネコ根はアカムツの産卵場所。冬から春にかけて大型が爆釣した深場の犬吠埼沖よりもグッと近い。

 開拓されて間がない犬吠埼沖は、40~50センチ級が投入のたびにヒットするなどまさに宝庫。250メートル前後のその深場から産卵に向けての乗っ込みで、130メートル前後のカンネコ根に大挙して移動して来るのだ。

 例年なら7月から大物が姿を見せるのだが、今季はやや遅れ気味で、今のところ中小型が主流。

 出掛けた日は潮に濁りが残り、全般的に食いが渋った。そんな状態で掛かる本命もポツポツ程度。本来なら40センチ超級が出て活気付くのだが…上がるのは25~30センチの中・小型が主体だ。後半に差し掛かり12人中オデコ3人。調子の出ない当方もその中の1人。で、餌と仕掛けに工夫をするとこれが当たり、納竿までの50分間に5連発。一気に竿頭に躍り出ることに。

 ◎ここが決め手

 (1)決め手となったのが餌。支給されたホタルイカに添えるサバの切り身のサイズだった。サバはゲストで釣れたもの。この日、釣れるアカムツは中・小型が主流。その口に合った大きさにした。大物が交じる時は幅1センチ長さ8~10センチが相場だが、これにはさっぱり反応なし。掛かるのは肉厚のムシガレイばかり。ここで、長さを5センチにすると当たりが出始めたのだ。ハリにサバを掛け、ホタルイカのゲソ部分を添えて投入する。ワタのエキスが抜けると食いが渋るため毎回付け替える。ハリも軽くて小型のムツ16号にした。

 (2)一般的には誘いを掛けるが、当日は少なめが良かった。止めた状態で当たりを待つスタイル。砂泥地なので着底と同時にオモリが埋まる。それを引き抜いてから、ゼロテンションでの待ち。道糸を送らず、張らず、常にフワフワ状態で竿先に出る魚信を待つ。小型でもこの魚の当たりは明確。ズン!と引く。ここで一拍置くか、巻き合わせをするかは状況次第。当日は大半が巻き合わせでヒットした。

 (3)終始“手持ち”が当たり前だが、竿の調子も釣果を左右する。オモリ負荷80号程度の先調子(7:3)が最適。深場用のゴツイ竿は不要、ビシアジ竿の調子が最適と言える。小さい当たりをキャッチするために胴調子竿は不適だ。

 (4)アカムツは群れで回遊する習性がある。船内で1人でも掛けた時が、ヒットのチャンス。ここは見逃せない。慌てず、誘いを少なめにして待つと良い。

 (5)冷凍ホタルイカが支給されるが、鮮度を保つため外に出しっ放しはアウト。クーラーに保管して、数匹ずつ小出しにする。

 ◯…この日、仲良くダブルヒットしたのは、さいたま市の浅野俊吾さん(56=会社員)と、法子さん(同)夫妻。「底からオモリを離さずに狙いました」と俊吾さん。反対側の左舷では栃木県塩谷郡の有坂英さん(71)が2匹目をゲット。「鮮度の良い餌をマメに替えました」と勝因を語った。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、波崎・はまなす丸=(電)0479(44)4627。乗合は午前4時半集合、料金は餌・氷付き1万2500円。

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