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タコ餌木で マダコノリノリ5連発 小突きやすく動き感じやすい

[ 2019年8月9日 11:28 ]

中・小型が主体で食べごろサイズが爆釣
Photo By スポニチ

 【釣り姫見参】東京湾のマダコが釣れている。今年は当たり年。猛暑の中、“釣り姫”ことふくだあかりが出掛けたのは南六郷・ミナミ。定番の手テンヤを使った手釣りではなくタコ餌木で挑戦だ。

 東京湾では6月の解禁からマダコが爆発的に沸いている。マダコ釣りはカニ餌を付けたタコテンヤの手釣りが一般的だったけれど、ここのところ竿と餌木を使った“タコ餌木”がはやっている。本当にタコの数釣りができるのか?かを検証すべくミナミ釣り船にお世話になってきました。

 私が用意した道具は、カワハギ竿に2号のPEが巻いてあるベイトリール。先糸はフロロの8号。そこにオレンジと白のタコ餌木を2個付けし、オモリは30号。ライトでお手軽感がいい感じ。
 ポイントは羽田沖の水深4~6メートル。早速、餌木をちょい投げして底をコツコツと細かく小突く。手釣りが竿になっただけで、そう釣り方は変わらない。

 底をトントンしている餌木が動かなくなる、もしくはゴムのような感覚の重さがあったら、タコが餌木に乗ってるということ。しばらくタコを完全に餌木の上に乗せるため、逃げるベイトを演出するように小突き続け、思いっきり合わせを入れれると乗る。
 理屈はわかってても「そう簡単にタコは釣れない」と思っていたら、なんと投入後すぐに餌木が重くなった。

 ちょっと食わせの間を入れてからしっかりとした合わせを入れるとずっしりとした重みが竿に乗る。そこから焦らずに巻き上げてくれば、500グラム級のタコがあっさりと釣れてしまった。マジか!?そこからすかさず3連発。その後もこまめに流しを変えたりポイントを大師沖や本牧沖に移動したりと繰り返し、途中同じ流しで5連発があったりとウソみたいな釣果に驚きを隠せない。

 日中の暑さは尋常じゃなかったけれど、面白過ぎて釣る手が止まらず、結果は船中5~22匹の中で17匹(うちリリースした小型は2匹)。ちょっと小ぶりなものが多かったけれど、タコがこんなに釣れるなんて信じられない!

 4年ぶりのタコ釣り、初めてのタコ餌木にしては良過ぎる釣果に大満足。ワタシ的には手釣りの時よりも竿を使ったほうが小突きやすくてタコの乗った感覚も分かりやすく、釣りやすかった。

 このタコ餌木、2年前ぐらいからポツリポツリとはやりだし、それが今年の当たり年も重なりさらに流行のきざし。釣具店にもタコ餌木が品切れになっている店もあるとか。これからさらにはやりそうな予感です。

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