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カレイ宝庫77匹 濃厚魚影に3点仕掛け大当たり

[ 2019年7月2日 07:16 ]

カレイの巣に遠征釣行し杉浦さんはマコガレイをゲット
Photo By スポニチ

 令和のカレイは宮城県仙台湾で!魚影が濃い海へ七ケ浜・やまさ丸で繰り出した。良型が強い引きで竿を絞ってくれた。(スポニチAPC 菅野 順也)

 遠浅で河川の流入が多い仙台湾は、カレイの絶好のすみか。沖合30~50メートルラインには「カレイの巣」と称される砂地が広がっている。数種類のカレイの仲間が棲息し、特にマガレイの魚影がとても濃い。

 午前5時、七ケ浜から出船したやまさ丸は航程約1時間で水深40メートルのポイントに到着した。使用する仕掛けは小型片天ビン3本バリが定番。青イソメを餌に、海底をオモリで小突いて寄せて食わせるのがカレイ釣りの基本だ。オモリが砂底に当たると、動きに加えて音が出て砂煙が舞う。さらに驚いた虫餌も飛び出すので、活性が一気に上がる。

 カレイがたくさん釣れる海と聞かされて遠征釣行した横浜市・杉浦勇人さん(42=会社員)は「ずっと待っているだけの釣りだとイメージしていましたが、カワハギのように、繊細な当たりを捉えて掛ける釣りだと分かりました」と、初の仙台湾への釣行を楽しんでいた。

 杉浦さんと同行の同市・中島友和さん(42=会社員)は「ゴルフとランニングが趣味でしたが、最近、釣りも加わりました。今日は間に合わせのタックルですが、次回は専用をそろえてまた挑戦したいです」と、前半苦戦にも後半は慣れた様子。

 メインターゲットはマガレイだが、より大型になるマコガレイとイシガレイのゲストも多数浮上した。私と同行した長男の真海(11=小5)は52センチのイシガレイをキャッチ。

 佐藤大蔵船長に数を伸ばすコツを聞くと「常に2点掛け以上を意識して、効率と手返しを良くしてください」とのこと。3点掛け3回を含め私の釣果は77匹。当日もカレイの巣は、魚影濃厚の大盤振る舞いだった。

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