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シロギスの味噌叩き 手前味噌ですが…日本酒が進んじゃう~

[ 2019年6月5日 06:29 ]

吾作流釣魚をおいしく!
Photo By スポニチ

 【吾作流釣魚をおいしく!】各地でシロギスが釣れている。釣趣満点で食べておいしい魚として人気も高い。刺し身、天ぷら以外にもおいしい食べ方がある。(イラスト&文 桜多 吾作)

 そよそよと吹く潮風に身を委ねながらのシロギス釣りなんてどうだろうか?
 餌の青イソメを通し刺しにして軽くキャスト。海底の起伏を感じながら手前に引いてくるとググンとひときわ強い当たりだ。シロギス釣りはその後のやりとりなどはないのだが、目の覚めるような当たりが小気味いい。
 型の良いのは糸作りにしてさっぱりと。酢大さじ5、サラダ油大さじ6、コショウ少々、レモンの輪切りを添えたドレッシングを作ってかけた一皿もいいし、タマネギ、ニンジンを千切りにしピーマンの輪切りと魚を合わせ20~30分間漬け込んだマリネなどもいい。
 メゴチが何匹か釣れていたら、ジップロップ付きの袋に入れて持ち帰ろう。下処理用の新聞紙を8つに切って、その上で1匹ずつワタを取って終わったらヌルごと捨てるとゴミは多くなるけどやりやすい。サクッとした揚げたての天ぷらは次から次、あっという間になくなってしまう。
 シロギスの定番は天ぷらだが、日本酒を飲んでいて、つまみが欲しくなったら、アサツキのみじん切り(なければネギでもいい)と味がつく程度のみそを混ぜたみそ叩きがうまい。食べるときはしょうゆをちょっとつけて。酒が進み過ぎちゃうね~。
 まだ魚がたくさん残っていたら、同じ量のしょうゆ、みりんに酒を少々加えた汁に20分間漬けて干したみりん干しがいい。さっとあぶって酒のつまみでもご飯のおかずでもいける。

【ベストショット!】◎群馬県桐生市・黒保根渓流フィッシング=(電)0277(96)2099。

 高崎市の井上裕子さんがフライ釣りで釣った61センチのマイトサーモン。「朝一番で掛かりました!おいしい魚が釣れてうれしいです」。
 同釣り場では毎週土・日曜日、祝日に大型サクラマス50~60センチ、マイトサーマン60センチ超を放流中。大物ゲットのチャンスだ。

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