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イサキシーズン到来 梅雨入り前にダブル!トリプル!50匹

[ 2019年5月28日 07:10 ]

この日一番の32センチを釣った上野さん 
Photo By スポニチ

 【ココが一番!】イサキが“旬”を迎えている。千葉県の洲ノ崎沖でも好調。ダブル、トリプルと力強い引きを見せている。型は大中小交じりだが、いずれも脂が乗り、白子、卵を持つイサキも多い。グルメにはこたえられない!(スポニチAPC 山本 有道)

“梅雨イサキ”といわれるくらいで、これからが本番。久しぶりに刺し身が食べたい、塩焼きもいいなあ…との思いが募り、向かったのが洲ノ崎港の佐衛美丸。スポニチのフレッシュ日報を見ても連日トップは50匹の制限匹数を釣り、スソでも30匹をオーバーする勢いだ。

 出船して驚いた。港を出てものの10分もたたないうちに「さあ、やってください。タナは18メートル」と早川忠信船長。近い。そして浅い。バイオベイトを付けた仕掛けを21メートルまで落とし、アミコマセを出しながらタナに戻すと竿先がピクン。追い食いを期待して少し待ったがその気配はない。上げてみると20センチほど。隣にいた佐衛美丸の手伝いをしている館山市の上野富次雄さん(71)は30センチの良型。「ここは浅くても大型が出るんです。そのうち釣れますよ」と小型の私に励ましの言葉?

 そのあとすぐに当たり。今度はこれぞイサキ釣りのだいご味。引きは強烈で重々しい。これはトリプル?やはり25センチ前後のでっぷり太った“メタボ”が3匹連なっていた。

 ポイント移動ごとに釣れ続いたが、快調に飛ばしていたのが稲城市の小宮山敏夫さん(57=会社員)だ。「この時季はイサキ。大型の引き、それに食べてもおいしいから」とせっせとコマセをまいていた。

 板橋区の泉妙子さん(68)は同じ団地の釣り仲間との釣行。3年前から始めたそうだが仕掛けさばきもてきぱき。釣果の方も順調で「30匹くらい釣ったかしら」とイサキ釣りを堪能した様子。

 出船前、早川船長は「今季のイサキは数が少ない感じ。例年ならあまり移動を繰り返さなくても釣れるんですが…」とちょっぴり顔は曇りがちだった。確かにタナ18~30メートルのポイントを巡ったが、結果は22~32センチが33~50匹。私も30センチがあったり、5度のトリプルなどで大満足したのだった。

 関東地方の梅雨入りももうすぐ。洲ノ崎沖のイサキも勢いを増してくる。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、洲ノ崎・佐衛美丸=(電)0470(20)8003。午前4時20分集合。料金1万500円。

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