ワクワク胸躍る35センチ大アジ!!サバ&マアジ一荷

[ 2019年5月22日 06:36 ]

萩原さんはアジとサバの一荷                               
Photo By スポニチ

 【釣り日和】相模湾のライトタックル五目釣りが面白い。2号のハリスと60号のオモリで水深25~90メートルを狙い「何が釣れるか分からない」ゲーム性に富む。平塚・庄三郎丸に乗った。(笠原 然朗)

 少子化、核家族化、ゴミ問題…そんな現代的なテーマと切っても切れないのが釣り。なぜか?釣った魚をどうするか、という問題があるからだ。昔とは違って、現代は同居の家族も少ない。魚を配るご近所付き合いもなく、マンション暮らしでさばいても生ゴミが…となれば釣れすぎても困る。そんな話をあちこちで聞く。
 適当な数を釣ってやめればいいのだが、そこは釣り人の性(さが)。釣れ始めると「やめられない止まらない」(昔そんなCMコピーがあった)。
 現在では釣果の上限を設けている地域もある。限られた「魚資源」を釣るのだから、釣り人や業界全体で考えなければならないテーマだろう。

 相模湾のライトタックル五目釣りは、程よく釣れて楽しめる。  後藤久船長が船を止めたのは二宮沖の25メートルダチ。指示ダナは「5~10メートル」。5メートルでアミコマセを振り、食いダナを探る。ここでの“本命”はマアジ。ゲストでクロダイが食うことも。
 右舷大ドモに陣取っていたのは平塚市の神谷秀典さん(47=会社員)。右舷側の釣り人とオマツリ。だが上がってきた自分の仕掛けには35センチ級の大アジが。釣りを始めて今回が「3回目」。会社の仲間5人で船に乗り込んだ。「(釣りは)面白いですね。続けようと思って竿とリールを買いました」
 4年ほど前から相模湾ではウルメイワシも釣れるようになった。最深90メートルまで次々とポイントを移動。「50~60メートルで反応が出ている」(後藤船長)はウルメとサバ。  「何が釣れるのか分からないからライトタックル釣りは楽しい」と話すのは秦野市の萩原裕樹さん(46=会社員)。小型のサバとマアジの一荷。
 午前6時半に出船して沖上がりが午後1時半。私が釣ったのはマアジ、サバ、ウルメ、小さなマダイ、アカタチウオ、ムシガレイ、ベラ。小型や食べたくない魚はすべてリリースした。
 持ち帰ったアジは刺し身で、サバは煮付け、ウルメは「なめろう」をハンバーグのようにゴマ油で焼く「焼きサンガ」。妻と2人、夕食はぜいたくな「相模湾ご膳」になった。さらにアラは水煮にして、半ノラのネコたちに分けた。

 ◯…庄三郎丸では、ほかにヒラメ五目船も出船。「何が釣れるか分からない」はこの釣りも同じ。62センチ、2キロのヒラスズキを釣ったのは川崎市の千葉朗さん(65=自営業)。毎日新聞で釣りコラムを執筆するベテランだがヒラスズキを釣ったのは初めて。「エラ洗いを間近でみて興奮しました」。翌日、さばいて刺し身にしたそうで「上品なうまみがありました」。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、平塚・庄三郎丸=(電)0463(21)1012。出船は午前6時半。乗合料金9500円。

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る