巨ベラ底そこ活発 河口湖 低水位だけど3月ごろから動き出した

[ 2019年5月12日 06:33 ]

雲に隠れた富士山をバックに47センチを釣った渡辺さん                               
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 【ヘラブナ大作戦】山梨県河口湖は不安定な陽気変動も手伝って“ダラダラ乗っ込み”の様相。低水位の中、ヘラ師の餌打ちに好反応した巨ベラは春から活発に回遊。「尺半」(45センチ)超も狙える。(スポニチAPC上田 観水)

 「ゴーマル」(50センチ)級を期待して訪れる。「低水位だが3月ごろから巨ベラが動きだし奥川方面がお勧めです」とは北浜荘の梶原宗行店主の話だ。
 雨上がりを待って舟を出す。北東の強風とあってボート操作が困難なので別荘下ポイントへ。水深約2メートル、12尺竿で底釣りを開始した。

 餌はマルキユーの「野釣りグルテン・ダントツ」。集魚力と魚の食欲増進に効果的な新商品で、尺上(30センチ超)がウネリの中から顔を出した。最大44センチを含めて3匹。

 白波が立つ風波となり納竿を余儀なくされた。
 真如苑沖の水深4メートルラインで竿を出していたのは渡辺寛治さん(73=自営業、八王子市)。15尺竿、片ズラシでグルテン餌を食わせにバランスの底釣りで、早い当たりを積極的に合わせて47センチを頭に良型を17匹。
 20歳代から巨ベラを狙い河口湖と神奈川県相模湖通い。河口湖への釣行は年間50回以上で、釣った尺半級は数知れず。過去にはゴーマル級の49~51センチを2匹釣り上げた実績を持つ。
 「ヘラ師の間で河口湖ファンが増えて餌打ちが多く、昨年は秋口に56センチが釣れたとの情報もあります」とこの日も巨ベラを狙っての釣行だった。
 梶原さんは「乗っ込みは10~15日周期。増水すれば大型が接岸します」と話す。梅雨明け、夏釣りシーズンに太鼓判だ。

 ◎攻略法 乗っ込み期は、ハタキ(産卵)があればアシ際か、2~3メートル離れてアシから出る魚を狙う。「ダンゴの底釣り」餌などの底にたまる餌を打ち込み足止めさせて底釣りが効果的とされる。
 気配がない時は水深2~4メートル前後のカケ上がりや流れ込み、モジリがあれば、そこが狙い目のポイントだ。
 宙層魚とされるヘラだが、巨ベラの宙釣りは餌調整が難しく、待つ釣りとなっても底釣り主体がお勧め。

  ◎ポイント (1)北浜=長崎~北浜荘前にかけての急深からのカケ上がりは巨ベラの回遊路。大石公園~奥川へ緩やかに続き、乗っ込み期はアシ場狙い。
 (2)広瀬ワンド~干拓沖=底は平らでアシ場は広く、沖に藻場もありポイントは多くオールシーズン狙える。
 各河川の吐き出しは雨後には水色が変化して爆釣のチャンスがある。
 (3)八杭~長浜=昔からの名ポイントで陸釣り主体。風向きで岬突端からワンドへ、どちらもほどよいカケ上がりで狙いはオールシーズン。

 ▼釣況 北浜荘=(電)0555(76)7736。入漁料&遊魚税1500円。貸しボート2500円。

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