「照りゴチ」春先からチャンスというけれど

[ 2019年4月28日 07:00 ]

竿頭で4匹釣った文京区の工藤英典さんと
Photo By スポニチ

【釣り姫見参!】
東京湾でマゴチが釣れている。食わせて、ハリ掛かりさせるまでのやりとりの妙にファンは多い。“釣り姫”ことふくだあかりが乗り込んだのは、浦安・吉久。最も苦手とする難敵に挑んだ。

 コチの仲間はメゴチ、ワニゴチ、オニゴチ、イネゴチ、アカバゴチ、ウスバゴチ、アサネゴチなど10種類にも及ぶけれど、その頂点に立つのがマゴチ。漢字で書くと「真鯒」。濁りのない美しい白身と、ほんのりとした甘みに、食感の良さは折り紙付き。養殖もされていないし流通量も多くないので、一般のスーパーなどではお目にかかれず高級魚とされている。

 そんなマゴチ、東京湾では昔から人気の釣り魚種で、もっぱら「照りゴチ」などと呼ばれカンカン照りの太陽の下で釣る“THE夏”な釣り。が、まだまだ防寒が必要な春先から既に釣れ始める。 朝イチのポイントは富岡沖の水深14~21メートル。オモリは三日月型の15号、ハリスはスタンダードな1・5メートル、ヒューズオモリなし。餌のサイマキを付けて、船長の指示通り、底上1メートルで当たりを待つ。海底はデコボコしているので、マメなタナ取りを忘れずに。

 頭の中で20カウントしたらタナの取り直し。それが誘いにもなるから、とにかく手は休めない。

 「マゴチは早合わせは禁物。コツコツという当たりが出ても合わせずに、マゴチが引く半分の力でテンションをかけつつ、竿を送り込む。グイーッと餌を持って行くまでジリジリと我慢して、しっかり合わせを入れて巻き上げると、一気に竿は曲がり、ゴンゴンとした強い引きが…」がマゴチ釣りの醍醐味(だいごみ)。それを楽しみに、当たりが来てもすぐに合わせない!と肝に銘じるも、やってしまう。朝イチの当たりにびっくり合わせ。

 だが「朝イチから当たりが出たんだから幸先いい」と次の当たりを待つが、その後に出る当たりはいずれも小さい。食い込みまで行かないというか、かじって終わりというか、グイーッと持って行く前に放してしまう感じ。上げてきたサイマキもちょっとかじられているだけ。
 そんなことが3回ぐらいあった後、当たりなし。ポイントを海堡(ほう)周り、君津沖へと移動しても当たりが出ない。

 マメなタナ取りはまったく休まずにやっているものの、まったくダメ。途中、時合が来たのか船内が慌ただしくなり、パタパタと釣れ始めるも、その波にも乗れず。結局、最後の最後でモンゴウイカを1匹釣っただけで終わってしまいました。

 この日の釣果は0~4匹。型は36~47センチ。船長にお話を聞くと潮は悪くなかったのに、マゴチが小さいのか、当たりが出にくかったそう。今の時季はサイズが狙えるだけに悔しい釣行になりました。

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