ベテランの技 アオリイカ2.8キロ ヤエン仕掛け、アジ泳がせて

[ 2019年4月26日 06:26 ]

大型アオリイカに喜色満面の後藤さん
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 【磯&堤防ガイド】今の時季から水温が上がり、多彩な魚が釣れ始める。家族連れが楽しめる戸田(へだ)港堤防だが、ベテランはイカ狙いで大型を仕留めている。(スポニチAPC恩田 誠)

 沼津市に属するが、西伊豆の方が通りは良いのが戸田港。巨大なタカアシガニの水揚げ地として有名だが、堤防釣り場としても人気がある。港内でも海の透明度は高く、岸近くを泳ぐカラフルな魚が視認できる。
 西側を大きく御浜岬がふさいでいるので、港内は波静か。護岸もよく整備されているので、かなり釣りやすい。トイレも至るところにあるので安心度も高い。
 常連は大川北の護岸で、カゴ釣り仕掛けでマダイ、ウキ釣りでメジナを狙う。一方、家族連れは漁協横の護岸で、タカベ、イワシ、アジなどを、ウキ釣りやサビキ釣りで狙う。
 また御浜岬には突堤が2本あり、小物から大物まで、多彩な仕掛けでチャレンジ可。
 近年はアオリイカを狙う釣りが一番盛ん。機動力があるのは餌木を使った釣りだが、じっくり大物を狙う人はヤエン仕掛けで臨む。
 諸口神社前の突堤で竿を出していた富士宮市の後藤誠次さん(67)は、生きアジを泳がせてのヤエン仕掛けで大型を狙う。シンプルな仕掛けでアジを自在に泳がせてイカの「抱きつき」を待つため、チャンスは大きい。一方、アジは広範囲を泳ぐので、混雑した釣り場ではトラブル多発。幸い、この日は後藤さん1人だった。  当たりはひと流しめで出た。アジに抱きついたイカは大型らしく、糸はリールからジリジリと出ていく。ここで強引に巻くとイカはアジを離してしまうので、糸が止まるまで待つ。
 20分後、イカの動きが止まったので、今度はゆっくりと糸を巻き始める。ここでもポンピングのような強いやりとりは禁物。少々じれるぐらいの慎重な寄せ。これも20分ほど掛けて寄せてから、最後にヤエンを投入。
 見事、ギャフに掛けて上がってきたのは、2・8キロの大型。これには後藤さんも満身で喜びを表現した。
 大型は6月初めまで狙えるとのこと。なお、餌の生きアジは現地調達が難しいので、沼津市街や三島市街などの釣具店で購入のこと。

 ▼釣況ますみや釣具店=(電)0558(94)3350(5月20日で閉店)。釣り餌などは漁協の直販所でも購入可。

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