春爛漫、花見ガレイ

[ 2019年4月24日 15:53 ]

最後に釣った30センチのカレイを筆頭に、キス、アジ、イワシの五目釣果に大満足
Photo By 提供写真

 桜はほとんどの地域 で散ったが、陸の上よ り季節の移り変わりが 遅い海中では、ようや く冬から春に切り替わ ろうとしている。この 時期に身が厚くなり、 美味しいのが通称〝花 見ガレイ〟と呼ばれる カレイ。今回はこれ狙 いで徳島県鳴門市の中 野一渡船へ。見事に30 センチ級を仕留め、アジ、 イワシ、キス混じりで 1春らしい賑やかな釣り を堪能した。


(スポニチAPC・矢野貴雄)


  一番船の時間が夜明 け少し前なので、それ にあわせて現地へ車を 走らせる。コンビニは 鳴門北インターを出て 港までの間に数件。こ の時間は付近の釣具店 が開いていないので、 ここでエサと仕掛けな どを調達しておく。今回は何本かサオを 出すことを考え、少し 多めにエサの青イソメ を購入。仕掛けはテン ビン仕掛けの2本針、 オモリはその日の潮の 流れにもよるが5~15 号を用意しておいた。 この日、渡ったのは 3号と呼ばれる筏。他 にもう1組いたが、そ ちらは13号での釣りと なった。あちこちで水 面がざわついている。 どうやらイワシが大量 に沸いているようだ。 もちろん、サビキ仕掛 けも用意していたので 投入。あえて表層のイ ワシを狙わずに、底ま で沈めてアジを狙う。ただ、アジは絶対数 が少ないようで簡単に 掛からない。何度か仕 掛けを上げ下げした後 の最初の1匹は20センチ級 だった。この時、天秤 仕掛けでカレイのアタ リ待ちにしている置き ザオを時々、少し巻い て誘いをかけるのを忘 れてはいけない。サビキのロッドを置 いて、カレイのロッド を手に持ち、誘いなが らの魚信探しに切り替 える。一旦軽く投げて 底まで沈め、少しずつ ロッドで仕掛けをさび いてアタリを待つ。す ると足元付近まで寄せ てきたところでコツン という反応があった。 小気味良い引きだが、 これは…。上がってき たのは20センチ弱のキスだ った。何投か誘うがキ スのアタリのみで本命 からの魚信が来ない。 アジ狙いで底を狙っ ていたサビキは表層付 近に切り替え、ターゲ ットをイワシに変更。 エサを詰め直すと仕掛 けの周りに集まってき て、すぐに掛かった。 カレイ狙いの置きザオ にも、サオ先をコンコ ンと叩くようなアタリ がようやく来た。軽く あわせて巻き上げると 手の平サイズがようや く上がってきた。「地合い到来か!」 と思い、投入していた すべての仕掛けを一度 巻き上げ、エサの点検 交換をして再投入した がアタリが続かない。 ここで様子見の船頭か ら、別組の神戸市・山 本鈴加さんが30センチ超え カレイ2匹を上げてい ると聞き、こちらも気 合を入れ直す。すると 投げずに足下に仕掛け を落としていたロッド にアタリが…。急いで 巻き上げてみるとまた 手の平サイズだった。 時計を見ると午前11 時。正午上がり予定な ので残すは1時間。焦 る中、ここでやっと来 た!足下に落としてい た仕掛けに強烈なアタ リ。巻き始めると力強 い引きで抵抗も、バラ さないよう慎重に上げ ると肉厚のグッドサイ ズ。30センチの花見ガレイ にようやく出会い、気 持ちよく納竿できた。


ここではゴールデン ウィークの10連休明け もしばらくカレイを狙 える。また、サビキで のイワシアジも美味し い土産になる。カレイ 終了後はチヌ釣りのシ ーズンに入るそうだ。


◆中野一渡船 徳島県 鳴門市瀬戸町堂浦字地 廻り弐321の1。 JR鳴門線・鳴門駅か らタクシーかバス。 車なら神戸淡路鳴門自 動車道の鳴門北ICか ら約20分。宿泊施設あり。 ☎088(688)0 048。予約する際、 人数や釣り物を告げ、 渡る筏を事前に打ち合 わせするのを忘れずに。

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