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ダイ満足!!2・3キロマダイ 良型続々ダイ興奮!!

[ 2019年4月22日 06:43 ]

総合7位入賞となる2・3キロの良型を釣り上げた野本さん
Photo By スポニチ

 【真説フィッシング】静岡県沼津市で、第16回「フィッシングフェスタIN沼津マダイ釣り大会」が14日に開催された。参加者230人が集まり、沼津、静浦、内浦の沼津地区遊漁船協議会所属の船に乗船。マダイ1匹の重量で腕を競った。(芝 真也)

 乗っ込みマダイの模様が、上向いている沼津湾。「1~1・5キロサイズが数釣れています。大きくて2~3キロ。大ダイの反応も見えているので、これからに期待です」と常勝丸の鈴木茂船長。  当日は、10人の参加者を乗せて、午前5時に出船。ポイントには、各港から大会参加者を乗せた船が集まり、規定の午前5時半にスタート。「タナは65メートルです」と船長の合図で仕掛けが下ろされた。水深は80メートル前後。

 仕掛けは、ハリス4号×10メートルの1~2本バリ。ビシ80号。  「いくらかコマセに突っ込んできているようです。しっかりとコマセをまいて、タナで待ってください」と船長。マダイは産卵に向けて体力をつけるために、たくさん餌を食べる。最近の状況に合わせたアドバイスは、とてもうれしい情報だ。
 当日は、1投目からダブルヒット!左舷ミヨシで1キロ級が上がった後、右舷トモ2番から竿を出していた加須市・野本英幸さん(44=会社員)が、乗っ込み期特有の黒ずみがかった2・3キロの良型をゲット。「誘いをかけた後にヒット。早くに型を見られたのでうれしいです。もっと大きいの狙っていきます」とにっこり。総合7位に入賞。
 モーニングタイムは続いて、1~1・5キロ級がポツポツと上がってきた。トリプルヒットした場面もあって好調そのもの。日が高くなり、食いが落ち着いてきてからも、マダイの反応は、船下を出たり入ったりしている様子。このような時は、コマセを切らさないことが大事。一定のペースで入れ替えを行い、船下にコマセが漂う状態にすることで、マダイの補食スイッチが入った時にチャンスが訪れるからだ。
 残り30分となったところで、右舷胴の間から竿を出していた厚木市・頼住和宏さん(45=会社員)にヒット!2・22キロを釣り上げ「いつ当たるのか?分からない緊張感もマダイ釣りの魅力ですね」と総合8位に入った。

 ますます楽しみな沼津湾のマダイだ。

◇大会成績(マダイイチ1匹の重量、単位キロ)
 ▼総合 (1)鈴木良昌 3・60(2)中平民夫 3・08(3)遠藤淳平 2・94(4)篠笹義典 2・89(5)岩田郁夫 2・80(6)小澤慶之 2・78(7)野本英幸 2・30(8)頼住和宏 2・22(9)平木一雄 2・14(10)佐藤一之 2・12

 ▼レディース賞 小澤里奈 2・04

 ▼ジュニア賞 伊藤海光 1・62

 ▼特別賞 池田伸一 クロダイ2・12=敬称略=

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、沼津・常勝丸=(電)055(941)3163。出船は午前5時と午後1時。乗合料金は午前、午後共に9000円、1日通しは1万5000円(コマセ、氷付き)。予約乗合。

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