玄人好み 冬のマルイカ 「束」ならずも繊細な当たり楽しめる

[ 2019年2月13日 07:16 ]

今季4回目の浦上さん。イカにスイッチが入らないと元気が出ない
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 【ガイド】相模湾のマルイカが上向きだした。例年より1カ月以上も早い幕開けで、良型の目立つのが今季の特徴。まだハシリ、釣果は良い人でも20〜30匹台。そんな中、50匹超の大釣りも…。様子見で葉山鐙摺・たいぞう丸へ。(スポニチAPC 林 悠二)

 竿先に表れる微妙で繊細な当たり。“目感度”重視の釣り、これがつかめるかつかめないかで、釣果を大きく左右するマルイカ。最盛期の初夏には、浅場で束(そく=100匹)釣りも。しかし、80〜90メートルの深場を攻める初期の数釣りは至難の業だ。

 この朝、乗船したのは15人。「96メートルです」。山本真一郎船長からの指示ダナ。まずは三戸輪沖から。たいぞう丸はこの釣りの名手、達人が多く集まる宿として知られる。なので大半が短竿、直結仕掛けでのトライだ。

 右舷トモから竿を出す横浜市の浦上貴男さん(52=飲食業)もその一人。今季早くも4回目とかで釣果は4、18、29匹と尻上がり。4年前に157匹の自己記録。昨年の最高は140匹とか。

 「いつもの年より数、型ともにずっと良い」。浦上さんはさらなる釣果アップを狙う。だがこの日は単発ばかりで渋い。船は城ケ島、剣崎沖へ向けた。

 「さあやって!反応だらけだ」「まだ出てる。濃いよ反応」(船長)。船内アナウンスに船上が活気づく。投入のたび、あっちでこっちでリールを巻きだした。筆者の竿にもズシリと負荷が掛かる。

 右隣では「カワハギにも似た繊細さにハマって…」と、昨年から宿に通いだした豊島区の大村卓也さん(49=会社役員)が、30センチ級を上げた。「やっぱり面白い」と目を輝かせている。だが、この日は乗りが渋くトップで19匹。

 「イカにスイッチが入ればな…」と話す浦上さんだが振るずじまい。ところが翌日には50匹オーバーの好成績が飛び出した。時季的にヤリイカも釣れだす頃。ファンにとって忙しい日が訪れるのも、さほど先ではなさそう。

 ▼決め手

 (1)素早い仕掛け投入――逃げ足の速いイカ。オモリ着底が早いほど有利。投入合図→即、投げる。

 (2)道糸は細め――オモリは60号統一。より早く落とすため、PE0・8号で狙う人も。

 (3)着乗り主体――オモリ着底直後、スッテに触る習性。合わせ損ねたら、竿先を数回シェーク。静止直後の当たりを見逃すな!

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、葉山鐙摺・たいぞう丸=(電)046(875)1932。出船は午前7時。乗合料金9500円。

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