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設備充実!釣果上々!!冷たい北風避けスズキ、マアジ、コノシロ狙える

[ 2019年1月4日 06:29 ]

30センチ級のセイゴを釣り上げ笑顔の山本さん
Photo By スポニチ

【磯&堤防ガイド】釣りには厳しい季節が到来。冷たい北東風を避けるには東向きの釣り場が一番。設備が充実した場所なら、さらに良い。今季の神奈川県横浜市の「本牧海づり施設」は、釣果も上々だ。(スポニチAPC 恩田 誠)

 「有料の釣り施設は、設備は充実しているが釣果はいまひとつ」という声をたまに聞くが、今季の本牧はいろいろな種類の魚が数多く顔を出している。

 代表格はスズキで、中型のセイゴはもちろん、80センチ級の大型も顔を出す。サビキ仕掛けでは、中型のマアジ(15〜20センチ)が好調。また、寿司ネタでおなじみのコハダの成魚であるコノシロもよく上がる。投げではシロギスもまだまだ十分に狙える。

 ここは潮通しが良く、特に沖桟橋は水深があるので魚が集まりやすい。かつ人気釣り場のためコマセや餌が多く入るからでもある。

 釣り場は大きく3カ所に分けられる。

 (1)沖桟橋

 足下でも水深が15メートル以上あるため、多彩な魚が顔を出す。遠投が不要なので、初心者にも釣りやすい。ただし、この時季はサビキ釣りでも、深めのタナを探る必要がある。

 (2)渡り桟橋

 幅が狭く人の行き来が多いために、荷物は広げられない。が、ここを好む常連は多く、足下でクロダイやスズキを狙う。

 (3)新旧護岸

 全長600メートルもある広い釣り場。足元の水深はあまりないため、この時期のサビキ釣りは望み薄。他のポイントに比べて人が少ないので、チョイ投げでのんびりと釣りたい人に向く。また、ルアー仕掛けで探り釣りをする人も見かける。

 ▽釣り方あれこれ

 ◎サビキ釣り

 サバ皮などの擬餌が付いていないカラバリ仕掛けに、餌付け器を使ってアミコマセを付ける。水深のあるポイントを狙うので、いろいろなタナを探るようにする。深めのタナを探ることを忘れずに。

 ◎チョイ投げ釣り

 魚の活性が下がる時季なので餌は大きめに付ける。投げっぱなしではなく、仕掛けをゆっくり引いて、あちこちを探ることが重要。

 ◎泳がせ釣り

 サビキで小型のウミタナゴ、アジ、コノシロが釣れたら、それを投げ釣り仕掛け(オモリは外すか軽いものに替える)のハリに掛けて、泳がせ釣りで狙う。横浜市の山本智佳さん(28=会社員)は、この方法で30センチ強のセイゴを仕留めた。

 ▼釣況 管理事務所=(電)045(623)6030。利用時間=11〜2月は午前7時〜午後5時。利用料金は大人900円、中学生450円、小学生300円。有料駐車場(5時間以上500円)あり。

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