肉厚 寒ビラメお披露目 各地で“荒食い期”突入

[ 2018年12月12日 09:50 ]

竿頭の金塚達夫さん(左)と弟の寛さん。右が堀口正人さん 
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 【ガイド】“寒”を目前に各地のヒラメが好ムード。1日に関東地方で最後に解禁した北茨城エリアも出足順調だ。早速、大洗・大栄丸で狙うと、当たりが次々と…。水温が低下すると、イワシが沿岸に押し寄せ大判の絶好機へ。本番間近だ。 (スポニチAPC 林 悠二)

 那珂湊、日立と並び好調な出足の大洗地区。大栄丸での前日釣果は、4・5キロを頭に3〜7匹。今季の魚は全般に肉厚なのが特徴とか。

 「水温があと3度下がり14度台になれば大物本番だ」と、大川茂船長は水温低下を心待ちしている。イワシは水深10メートル以下の沿岸を大回遊、その群れを追っ掛ける“渡りヒラメ”の荒食い期に突入するから。

 乗船者10人を乗せ午前5時出船。釣り場は至近。航程10分で早くも投入の合図だ。

 船は20メートルダチを転々と探り、船中第1号は夜明け直後。右舷ミヨシで3・5メートルの長竿を気持ちよく曲げたのは1・2キロ(50センチ)級。これを契機に右・左舷胴の間、左舷トモ…各所でヒット。「これも良い型!」右舷トモでは、水戸市の大場景幹さん(65)が良型にガッツポーズ。

 簡単には釣れないのがこのヒラメ。前当たり→待ち→合わせ。早合わせでのスッポ抜けも。筆者は「待ち」を重視、ゴンゴンと出る本当たりを我慢強く待って1号をゲット。1・5キロ(53センチ)の丸みを帯びた肉厚で、何ともうまそう。

 朝方は潮が緩く船下狙いだったが、潮が効き出してから「横流し」に移行。風上側は仕掛けが船下に入るため釣りづらい。一方、風下側はラインが沖へ向かって払い出すため釣りやすく断然有利。船長は満遍なく当たりが出るようにと、船の向きを交互にする。

 風下側になった時、自己流の“アンテナ釣法”で40〜50センチ級を4連発。おまけに60センチの特大マゴチも。 

 水深20メートルなら、ラインを10メートル送り出し竿を立て気味にして魚信を待つ。竿先とラインの角度90度が魚を呼びよく当たる。横流しエリアではどこでも実績があるからコレお薦め。

 この日、大判は不発だったが、下旬には呼称が“寒ビラメ”に。今後は型、数共に楽しめそう。

 船中1号は群馬・高崎市の金塚達夫さん(67)で、宿の常連さん。弟でみどり市の寛さん(63)と、高崎市の堀口正人さん(75)と3人連れだっての釣行だ。共に「大物狙い」で、達夫さんの記録は最大7キロ、数は12匹。この日は6匹で竿頭。笑顔を見せていた。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、大洗・大栄丸=(電)029(267)4771。乗合は午前4時半集合。料金はイワシ餌付き1万2000円。大洗では他に弘清丸=(電)同(267)3420=からも出船中。  

 ▼メモ 仕掛けは片天1本バリ。ハリス6〜8号80センチ。オモリ80号使用。

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