逆さ富士が大公判 河口湖のワカサギ 数より型!!11センチ級の5匹掛けも

[ 2018年12月11日 07:51 ]

逆さ富士で迎えてくれた河口湖
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 【ココが一番!】富士五湖の一つ、河口湖でワカサギと遊んだ。数はそれほどではないが型がいい。10〜11センチ級も交じりワカサギとは思えない引きを繰り返す。どこの湖でも同じだが、まめな餌の交換、誘いが食い気を誘う。(スポニチAPC 山本 有道)

 二十数年ぶりに訪れた河口湖は“大歓迎”してくれた。ワカサギは良型ぞろい。それに富士山までも…。

 北浜荘の主人、梶原宗行さんにボートの準備をしてもらい、約200メートル沖のブイを目指したのは午前7時すぎ。天候は晴。風もなく絶好のコンディション。

 ブイにロープをつなぎ第1投。水深8メートルの底にオモリが着いた途端「待ってました!」といわんばかりに竿先が大きく波打っている。しょっぱなから気分爽快だ。これが3匹掛け。それも9〜10センチで、思わず「デカい!」と独りごちてしまったほど。それからしばらくは2〜3匹ずつの入れ食い。5匹掛けもあった。餌は紅サシと赤虫。当たりが遠のけば餌を換えるとまたポツポツと釣れる。

 突然、竿が突っ込み、合わせるとコンコンとワカサギとは思えないほどの引き。フッと軽くなり食い上げも。現れたのは「これぞ大公」といえる大型。メジャーを当てると12センチには届かなかったものの11・8センチ。その後も11センチ級が5匹。いずれも赤虫で、どうやら大型好みの餌のようだ。

 大公も釣れた。5匹掛けもあり、ちょっと休憩。ふと富士山に目をやると絶景かな!何と逆さ富士。葛飾北斎の「富嶽三十六景」に描かれたような世界にまた感激。

 50メートルほど沖のブイで釣っていたのは早朝、北浜荘のフロントで会った相模原市の石井三千雄さん(58=会社員)。ワカサギ歴は3年と浅いが、3本の竿を操り、次から次へと釣っていく。「渓流釣りをしていたんですが、最近はクマが出るから怖くて…」。誰にも気を使わず1人ボートに乗ってのんびり。ストレス解消にもってこいとか。正午の時点で「200匹くらいですかね」とビニール袋に入ったワカサギを見せてくれた。

 元の場所に戻り、また富士の姿を見ると東の風で湖面がざわつき、逆さ富士は消えていた。だが風でボートが動き新たなポイントに入ったのか釣れ具合は順調。午後2時に竿を納めたが180匹。石井さんは3時半まで粘り485匹とワカサギ釣りの面白さを堪能したようだった。いいね!河口湖のワカサギ!

 ▼釣況 河口湖・北浜荘=(電)0555(76)7736。釣りは夜明けとともに開始。ボート料金は1人乗り2500円。遊漁料1050円。

 ○…梶原さんのワカサギのアドバイスは群れが回ってきた時は手返しが大切。2本竿なら1本は常に下ろしておくこと。餌があれば群れも止まることが多いからだ。紅サシは半切りがお薦め。また晴れの日なら底釣り中心だが、曇るとタナが上ずることも。宙層も探ってみたい。

 ○…北浜荘は旅館でもある。宿泊客に好評なのはもちろんワカサギ料理。この日、釣ったワカサギをフライにしてもらったが、揚げたては香ばしくパリパリ。忘れられない味となった。

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