冬もヒットメーカー福浦 幕張ではなく横浜の岸壁で連発

[ 2018年12月8日 15:00 ]

小型のアイナメを釣った織田さん(左)とカサゴを釣った吉田さん
Photo By スポニチ

 【磯&堤防ガイド】北西の季節風を避けるには絶好の位置にあるのが福浦岸壁。広さも十分にあるので、好みの釣り座が選べる。しかし、難点も…。(スポニチAPC 恩田 誠)

 冬の釣りは、寒さと低水温と季節風が難敵。

 寒さは防寒着などでしのげるが、低水温は魚の活性を低下させるので、釣果を大きく左右。それに北西からの季節風が最大の難問で、寒さと釣りづらさ、さらに釣り場選定の制約をもたらす。

 今回紹介する福浦は、メインの釣り座が東と南に向いているため、季節風を背後から受けるから大風でもない限り竿が出せる。それに、1・3メートルほどの高さの堤壁が、海への転落を防いでくれる。

 釣り場は大きく分けて3カ所。

 ◎北向き

 堤壁の海側には消波ブロックが積まれている。クロダイや根魚狙いでこのブロック周りを狙う人が見られるが、足場が悪く危険性が高いので、ここでの釣りは避けたい。

 ◎東向き

 北側の一部に消波ブロックが入っているが、そこ以外にはない。

 堤壁が格好の竿掛けとなるため、ここでは投げ釣りの人が大半。常連が多いので、超遠投競争が盛ん。

 そこで狙い目は近中距離。いわゆるチョイ投げで手前側を探ると、「竿抜けポイント」で釣果が得られる。

 意外に良いのがウキ釣り。メジナやクロダイが狙える。ただし、堤壁が「邪魔」になるため、常連は脚立、踏み台、古いクーラーなどを足場にして、釣りやすい高さを確保している。

 ◎南向き

 ヘリポートの横の消波ブロック帯以外は、東向きとほぼ同じ条件。途中にも消波ブロック帯があるが、ここは高さが低いので、投げ釣りに関してはそれほど問題にはならない。

 ウキ釣りでは、このブロック帯のすぐ横を狙ってみると良い。

 ヘリポートを行き来するヘリコプター、正面にある野島、八景島などの景観を望みながらの釣りも趣がある。

 中型のカサゴを手にした横浜市の吉田賢吾さん(17=高3)、小型のアイナメを手にした同市の織田教弥さん(18=同)によれば、この両魚以外にもハゼ、シロギス、メバル、ベラ、カレイなどが釣れるとのこと。フットワーク良く、あちこちのポイントを探り歩くと良いそうだ。

 以前はよく整備された福浦だが、現在は緑地帯は荒れ放題、ゴミは捨て放題という状態。こうした場所はよく「釣り禁止」の措置が取られる。貴重な釣り場を守るためにも、ゴミは必ず持ち帰ろう。

 ▼釣況・餌 近くに釣具店がないので、釣行前に用意しておくこと。交通は金沢シーサイドライン・福浦駅、市大医学部駅、八景島駅から徒歩5〜10分。車の場合は、首都高速湾岸線を幸浦ICで降り、八景島方向に進む。土休日は路上駐車可の場所がある。ただし、仕事の邪魔にならないように気を付けること。また、八景島シーパラダイスの有料駐車場も利用可能。

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