W追っかけガール 夢は南の島&深海

[ 2018年12月4日 15:00 ]

渡辺さん、ザブトンとはいきませんが5匹
Photo By スポニチ

 【おじゃま虫ま〜す】釣り大会の“追っかけガール”コンビがいる。あちこち情報を集め、はせ参じる。スポニチ主催大会の常連でもある。10月の飯岡・隆正丸ヒラメ大会にも参加したのでおじゃま虫ました。(スポニチAPC 町田 孟)

 雨に風。天を恨みつつも身構えた鈴木一美さん(60=中央区)と渡辺圭以子さん(55=豊島区)。2人の関係は鈴木さんの妹と渡辺さんが中・高校と同級生だった。長い付き合いだ。

 キャリアは8年ほどで、ハゼから始まった。先に興味を抱いたのが渡辺さん。月島の鈴木家に遊びに行った際のこと。運河が多い土地柄「川っぺりで釣っているのを見て、面白そうだなと」。鈴木さんを誘い込み「土手のおじいさんたちと顔見知りになるほど」通い詰めた。最初はデキ、次は10センチが釣れるようになったころ「なんか船が走っているのが目について」。はまると突き進むタイプ。1人でも行けるようにと、釣り教室にも通った。気が付けば虜(とりこ)。

 それまではバイクを転がしていた。「最後はビューエル(米)の1200CCでツーリングしてました」。やめた理由は「仲間が誰もついてこなくなったから」。いいタイミングで陸から海へ目が向いた。

 神輿(みこし)も担ぐ。「かつては遠征したりして年7、8回。釣りより優先していましたね」。最近は地元や月島など1、2回に減ったが右肩には名残の神輿タコが盛り上がっているという。子供の頃は「リカちゃんが大嫌いで1人でプラモデルを作っていた」。

 鈴木さんは書道の師範。「老人ホームなどにボランティアで教えに行ってます」。茶道もたしなむ。“相棒”からは「アクティブな姿に刺激を受けますね」。たまに1人で船に乗ることもある。「せせこましいところから逃れて景色を眺めたりすると解放される」。別の楽しみに浸る。ただし、12月末から3月ごろまでは“冬眠”期間だ。

 大会後は顔なじみになった連中と池袋の居酒屋でワイワイやるのが恒例。今後の夢も話題に上っているに違いない。「南の島でマグロ」。鈴木さんに対し最近深海に興味が湧いている渡辺さんは「べニアコウかな」。

 共に会社員で独身。エンジョイライフ中の女性は頼もしい。最後に「船酔いだけは克服できなかった」と口をそろえた。1つくらい弱みがあったほうが、可愛らしい。

 ヒラメ釣りの名所ともいえる飯岡。隆正丸・芳野幹雄船長=写真=は「年内いっぱいまではこのままで、年明けからアカムツ」。お宝魚に狙いを定めている。犬吠埼沖250メートルダチで「50センチクラスが出るしツ抜けも可能」。意欲満々だった。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、飯岡・隆正丸=(電)0479(57)5432。集合は午前4時。乗合料金は問い合わせ。

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